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とらさん慢性腎不全メモ 2013年10月 [ L慢性腎不全(とら)]

前回の通院後、先生の指示で補液の量は1回あたり150mlに。
鉄欠乏の可能性を考えてペットチニックを購入してちょっとずつトライ。
缶詰に混ぜてあげてみたけどあんまり喜ばず…です。
自分なりに、もしも免疫が暴走しているのなら…と
なるべくとらさんに優しく声をかけてみたり
暇を見つけてはなでなでしてみたり
それから寝床に行火やトルマリンシートを入れてみたり、
部屋に弱く暖房を入れてみたり
心と体へのマイナス要因を出来るだけなくして
とらさんの脳から幸せホルモンがドバドバ出てくれないかしら?と
色々工夫して過ごした1週間でした。


[10月12日]
通院。
血液検査結果
赤血球容積 24.5
白血球数 7000
赤血球数 405
血小板数 31.4
BUN 40.1
CRE 2.1


貧血は若干の改善傾向。
このままもう少し経過観察。
腎臓はやや上がってるがこのぐらいはとらさん的には正常範囲。

実は今通っている動物病院の2階には
院長先生の奥さんがやっているホリスティック医療専門の医院があるのです。
前々から興味は感じていたものの予約が必要だし何となく敷居が高くて
むぅぅ…と悩んでいたのですが
もしもこのまま貧血が一進一退だったら、ステロイドに頼るよりは
そちらからアプローチしてみたいかな…。


[10月23日]
通院。
とらさん自身はすっかり元気そうだし食欲もアリ。
一時は毛繕いしている舌の色も何となく白っぽく見えたけど
最近は普通にピンク色してて一安心。
血液検査結果
赤血球容積 31.3
白血球数 8700
赤血球数 514
血小板数 31.3
BUN 33.3
CRE 1.2


なんと自然に改善してくれましたーっ♪
やはりきちんと食べて穏やかに過ごすって大事な事ですね。
先生も、
一過性のものだったみたいですね、原因はよく分かりませんが…との事。

わたしの個人的な考えですが、
恐らく腎機能の低下と数日間の絶食によって
とらさんの体が「危険!!」と思ってエマージェンシーモードに突入したのかなと。
戦闘員は総員戦闘配置に付けーっ!!!的な。
で、その最前線の戦闘員の免疫ちゃんがムキーーーッ!ってなって、
間違って自分の赤血球を攻撃してしまったんではないかと。
だからこそ、「もう緊急事態じゃないよ」って教えてあげたくて
ホリスティック医療を試してみようと思ったり、
自分なりにとらさんの心と体が穏やかさを取り戻せる様手伝いをしてみたり
何がどこまで功を奏したのかは今となっては分かりませんけど
飼い主とラブラブしたり、より快適な環境を提供して幸せだにゃーと感じてもらう事自体は
益になる事はあっても決して害になる事ではないのでどんどんしたら良いと思います。^^
今回ホリスティック医療は相談する前に改善してくれたのですが
追々機会を見つけて行ってみたいなとは思ってます。
次回の検査は1ヶ月後で良いとの事。^^


それにしても、この2ヶ月足らずの間に
病院に通う事10数回、採血もそれに近い回数をこなしてくれて
とらさんは本当に偉い子でした。良い子、良い子♪



タグ:貧血
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とらさん慢性腎不全メモ 2013年9月(2) [ L慢性腎不全(とら)]

[9月16-21日]
自宅で補液を続ける。
フードはそこそこ食べてくれる様になったが
貰った抗生剤を飲ませるとほぼ吐いてしまう。



[9月22日]
通院。
ヘモプラズマかどうかわからないが、
もう少し投薬を続けて様子を見る。
血液検査の結果
赤血球容積 24.0
白血球数 7800
赤血球数 423
血小板数 30.7
BUN 29.9
CRE 1.6
ビリルビン 0.1
リン 2.9


腎臓に関しては安定しているのでもう大丈夫。
自宅での補液も1日おきで良いと言われる。
貧血は大きく変化はしていないが、これ以上下がって行って
10%台の前半になると輸血が必要との事。


[9月26日]
通院。
血液検査結果
赤血球容積 25.1
白血球数 6400
赤血球数 438
血小板数 23.8
BUN 31.2
CRE 1.6
ビリルビン 0.1
リン 2.7


貧血は前回とほぼ大差なし。
腎臓は大丈夫。
貰った抗生剤は、飲ませると早い時で10分ぐらいで
遅くとも1ー2時間ぐらいで吐いてしまう事を伝える。→投薬は中止

このままヘモプラズマかどうかわからないまま投薬を続けるのは
とらさんにも気の毒だし、もしもヘモプラズマだったとしたら
今の薬以外の選択肢を探したいので
ヘモプラズマの抗体検査(外部委託)をこちらからお願いしました。
結果は1週間程度でわかるとの事。


[10月4日]
通院。
幸い食欲は戻って、いつものフードをしっかり食べている。
体重もちょっとずつ増えてるし♪
血液検査結果
赤血球容積 21.8
白血球数 6700
赤血球数 373
血小板数 27.0
BUN 34.2
CRE 1.3
ビリルビン 0.1
リン 3.0


貧血はちょっとずつでも回復してくれてたら良かったんですが
やや残念な結果に。
ヘモプラズマ抗体検査の結果は3種類全て陰性。
これで無駄に抗生剤を飲む必要はなくなって良かったんだけど
だったら貧血の原因は何??と思うと不安…。

毎回してもらっている塗抹検査の結果ではやや溶血の兆候が見られ、(球状血球がある)
新しく出来たばかりの赤血球(青色赤血球)も極端に少ないとの事。
何らかの原因で溶血していると思われるが、
骨髄の方に問題があって血が造られていない可能性もゼロではない。
ただし、その場合は赤血球よりも寿命の短い白血球や血小板も同様に減少するはずだが
そこまで顕著な減少は見られない。
また食事をしばらく摂れなかった事による鉄欠乏の可能性もある。
いずれにせよ、もっと詳しく調べるには骨髄検査の必要があるが
麻酔のリスク等を考えるとあまり積極的におススメは出来ない。
また最も可能性の高い、自己免疫性の溶血を想定して
試験的にステロイドを投薬する事も可能だが、
ステロイドを使用し始めた後では骨髄検査は出来ない…
等々、一つの可能性をつぶした事によって
さらに多くの可能性を考える事になりました。><
骨髄検査をするか否か、ステロイドを使うか否か、またそのタイミング等々
すぐには結論を出せないので一旦持ち帰りとさせて貰いました。
本当はこのまま自然に治ってくれたら良いんだけどねぇ…。


つづく。
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とらさん慢性腎不全メモ 2013年9月(1) [ L慢性腎不全(とら)]

8月にコウちゃんを看取って一息ついたのも束の間、
8月末頃からとらさんの食欲がちょっとずつ落ちて来て
最初は「夏バテかな?」ぐらいに思っていたのですが
どんどん食べなくなってしまい、9月に入る頃には全く食べない状態に。><
ここに至ってようやく、もしや腎臓??と思い至り
急いで病院に行って検査してもらったらやっぱり数値が跳ね上がってました。;;


以下、時系列に沿って記録しておきます。
あ、現在は落ち着いてるのでご心配なき様に。^^


[9月1日]
ほぼ何も食べない。明日あさって、病院が休みなので水曜に連れて行く予定。

[9月4日]
朝一で通院。早速血液検査。(かっこ内は正常値)
赤血球容積 35.5%(32-45)
白血球数 12700/μℓ(5500-19500)
桿状好中球 0(まれ)
分葉好中球 11811(2500-7000)
リンパ球 635(1500-7000)
単球 127(0-850)
好酸球 127(0-1500)
好塩基球 0(まれ)
赤血球数 668x10の4乗(550-1000)
血小板数 28.4x10の4乗(30-80)

GLU(血糖) 107mg/㎗(71-148)
BUN(尿素窒素) 118.0mg/㎗(17.6-32.8)
CRE(クレアチニン) 7.5mg/㎗(0.8-1.8)

ビリルビン 1.3mg/㎗(0.1-0.4)
リン 8.2mg/㎗(2.6-6.0)

5月に定期検査を受けた時にはとっても良い数値だったので
今回こんなに跳ね上がってしまって結構凹みました。
とらさんは調子が良い、という油断があったのかもしれません…
本来4日に一度のペースで自宅補液をしていたのに
時々こちらの都合で5日に1回になったりしてたし…反省。

この数値だと普通の猫さんなら入院して静脈点滴するところなのですが
とらさんの性格やらこれまでの経緯やら勘案すると
とりあえず自宅で毎日250mlの補液をして様子を見る事になりました。
(とらさんのいつもの補液量は150ml)

あと、食べないのでa/d缶をひとつ購入。


[9月5日、6日]
自宅で各日250ml補液。
吐き気がある風ではないけど食欲はないみたい。
a/d缶ならちょっとずつ食べる…けどこればっかりだと下痢しそうで心配><
↑と心配した通り、6日夜には酷い下痢;;


[9月7日]
通院。
血液検査結果。
赤血球容積 45.3
白血球数 12600
赤血球数 744
BUN 106
CRE 5.3
ビリルビン 0.9
リン 9.6


相変わらず正常値にはほど遠いけど、若干改善の兆しが見える。
このまま自宅で補液を続ける事に。
心配なのは食べないのと下痢。
脂肪分の多いa/d缶は止めて、粉末ミルクタイプの高栄養サポートを購入。
とらさんはこれがとっても嫌いなので、シリンジに入れて強制給餌。
プラス、普通の猫缶も少しあげてみるとものによっては多少食べる。
それから、ドライフードをふやかしたものを、錠剤の薬を飲ます感じで強制給餌。


[9月8日]
母が留守で自宅で補液出来ないので通院。
吐き気止め薬と、胃のムカムカを抑える薬を貰う。
今日は検査はなし。


[9月9日、10日]
自宅で各日250ml補液。
強制給餌もしているが嘔吐&下痢…
空っぽの胃にあれこれ入れ過ぎたせいかも。
ごめんね、とらさん><


[9月11日]
通院。
血液検査結果
赤血球容積 30.0
白血球容積 11200
赤血球数 554
血小板数 28.2
BUN 87.2
CRE 6.0
ビリルビン 0.4
リン 7.5


腎臓の数値に関してはまだ高いけど順調に下がって来ている。
心配なのは赤血球容積がガクンと下がってしまった事。
連日の補液で血が薄まっているだけなのか、何か別の要因があるのか
現時点では判断材料が乏しく不明。
今後の経過を注意深く見て行く必要。
それと、どうやら胃腸が荒れているっぽいので24時間の絶食指示。
ほとんど食べられていないこの状況で絶食させる事への危惧感をお伝えすると
でもこのままずっと長引く方が問題です、と言われて納得。
絶食明けに食べさせてみる様に、とセレクトプロテインのトレー缶を貰う。


[9月12日]
指示通り絶食後、少量のドライをあげたら意外と食べた。
お腹空いてたんだよねー><
食べさせすぎない様気をつけなきゃ。
残念ながらセレクトプロテインのトレー缶は食べたくないらしい。;;
連日の補液でだいぶ体が楽になったのか
わりと調子は良さそうで安心。


[9月15日]
通院。
血液検査結果
赤血球容積 27.3
白血球数 14700
棹状好中球 147
分葉好中球 13377
リンパ球 735
単球 441
好酸球 0
好塩基球 0
赤血球数 476
BUN 37.8
CRE 1.6
ビリルビン 0.1
リン 1.9


腎臓に関してはほぼ持ち直しました。
が、貧血です。><
貧血の原因としては、
1.出血によるもの
2.血が壊されているもの
3.血が造られていないもの
の3つの要因が考えられるが
とらさんの場合、どこか(主に腸など)から出血している兆候は見られない。
血が壊される要因に、
猫エイズや猫白血病も考えられるので
院内検査キットによるウイルス検査を受ける。→陰性。
ヘモプラズマと言う細菌性の要因で血が壊される事もあるので
塗抹検査で調べたがそれらしきものは見つからなかった。
ただし、肉眼で確認出来ない=陰性とは言えないとの事。
念の為、ヘモプラズマに効果の高いとされる抗生物質を10日分処方される。
腎不全が進行すると造血ホルモンが出なくなるので貧血になる事もあるが
とらさんがそこまでになっているかは
まだ何とも言えないとの事。→詳しく調べるには骨髄検査が必要。
腎臓は落ち着いているので、補液の量を200mlに減らしても良いと言われる。



つづく。
タグ:貧血 腎不全
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V字回復致しました♪ [ L慢性腎不全(とら)]

本日、前回の検査から1週間経ったので
再度血液検査に行って来ました。
とらさんの様子を見る限りではさらに調子は上がって来ていると
感じていたのですが・・・
見事!予想以上に数値も下がってくれてました♪♪♪
BUN 39.8(2010年6月)→97.5(2012年5月5日)→85.9(2012年5月11日)→45.2(今回)
CRE 2.0(2010年6月)→7.6(2012年5月5日)→6.3(2012年5月11日)→3.1(今回)
 
 
BUN60前後になってくれてたら良いなぁ・・・と思っていたので
期待以上に数値が下がっててさすがに嬉しくなってしまいました。(^_^)
恐らくこれまでたくさんの患畜さんを診て来たはずの先生の口をもってして
「驚異的な回復力です」とお誉めの言葉を頂きました♪
前記事では応援のコメント、お見舞いのコメント等頂きまして
本当に有り難く読ませて頂いてました。
ので、早く安心して頂きたくて取り急ぎお知らせしまーす。(^_^)
 
 
今後は、自宅での補液も1日置きで良いそうです♪
あとは様子を見ながら調整かな。(^_^)
 
 
****************************************
 
 
 
検査結果を待つ間、待合室で座っていると
隣に座ったお爺ちゃんが話しかけて来たのですが、「何歳??」と。
今年で16歳なんですぅーと答えると、「うちのと同じだ。」と。
正直、え??と思いました。
お爺ちゃんの連れている猫ちゃんは、もっとずっと年上だと思っていたので。
やはりとらさんと同じく腎臓を患っているそうで、
「もう食べ物を受け付けないんだ。」と寂しげに仰るのです。
食べてくれなくて、日に日にやせ細って弱って行く姿を見る辛さは
本当に良く分かるので、胸が詰まりました。
とらさんは・・・病気ではあるけれども
本当に運が強い子だし、逞しいし、有り難い事だなーって思いました。
いつかはあのお爺ちゃんの連れていた子の様に
もっと状態が悪くなって何も食べられなくなる日が来るのかもしれないし
そんな風になる前にとらさんの寿命が訪れるのかもしれません。
先の事は・・・その時になってから考えれば良いや。
今はただ、今のとらさんだけ見て行こう。
今のとらさんが、快適に上機嫌で過ごして居られるように
それだけを大切にして行こう。
そんな風に思った出来事でした。
 
 

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5年目のとらさん [ L慢性腎不全(とら)]

とらさんが、ある程度進行した慢性腎不全であると診断をされてから
5年目に入りました。
最初にそう言われた時には、全く予想もしていなかったので
まさしくハンマーで頭を殴られた様な衝撃を受けたのですが
幸いにもその後の経過はとても良くて、時々とらさんが病気である事が
本当の事とは思えないぐらい元気で気分良く過ごして来られました。
そんなわけで前回の定期検査から気が付けば既に2年の年月が経っていました。(;^_^A
 
 
少し前から何となく食欲も調子も落ちて来ていて
んー、数値が少し上がって来てるのかな??と言う気はしていたので
先日のGWに久しぶりに検査に行ったところ
思った以上に悪い数値でさすがに少し凹みました。><
BUN 97.5、CRE 7.6・・・腎臓を患ってる子の飼い主さんなら良く知ってると思いますが
普通の子ならとんでもない数値です。
(それぞれ正常値とされてるのはBUN 17.6〜32.8、CRE 0.8〜1.8です。)
ただねー、数値の割に本人はさほど具合が悪そうと言う事もなく
常に吐き気に襲われるなんて事も全然なくて、(食欲はかなり落ちてしまいましたが)
「え?本当にそんな数値??」って思う程なんです、実に幸いな事に。
本来なら即入院加療が必要なレベルだと先生も仰るのですが
とらさんの場合、入院で受けるストレスの方が心配との事で
しばらく自宅で毎日補液を続ける事になりました。
4日間自宅補液を続けて昨日再検査に行って来たのですが
BUN 85.9、CRE 6.3、劇的に下がった訳ではないけど
一応の効果は認められたのでこのままもう1週間継続して再々検査と言う事になりました。
 
 
以前先生が仰っていたのは、
とらさんは相当以前から少しずつじわじわと数値が上がって来た様なので
どうやら毒素に身体が慣れている様だとの事。
普通の子ならBUNが70超えたらもう気分が悪くて辛いはずだと。
とらさんと出逢ったのは16年前、とある団地のゴミ集積所近くの茂みでした。
恐らくわたしと出逢うまで、家庭ゴミを漁って食いつないで居たんだろうな。
成長期の小さな身体に、ゴミからでは必要な栄養も不足しただろうし
何より塩分や糖分、油分の多い物はきっと大きな負担になったんだろうな。
若くしてこの病気を患う事になったのは、
不幸だけどきっととらさん自身の宿命みたいなもので
その事を嘆いたり誰かを恨んだりするのはきっと意味がない事だと思うのです。
・・・と文字にして書いてて、改めてあれからもう16年も経つのかぁ・・・
にゃんこと過ごす年月は、なんてあっという間に過ぎて行くのだろう、と
少し感慨深いです。
 
ともあれ、とらさん自身は本当に気分は悪くなさそうですし、
食欲が落ちていつもの療養食に口を付けなくなったので
特別にシーバとか銀のスプーンとかあげたら、そこそこ食べる様になってくれたし
補液の効果もそこそこ出てるし、でわたしも必要以上の心配はしていません。(^_^)
とにかく、今のとらさんが気分良く過ごせていればそれだけで十分幸せです。
わたしがゆったりした気分で接するせいか、
(飼い主の精神状態は猫の健康状態に直結する、とわたしは考えます)
とらさんもお部屋ですんごくリラックスして過ごしてて
↓↓こんな様子です♪↓↓ ね、割と元気そうでしょ??(^_^)
 
とら1.JPG
 
とら2.JPG
 
とら3.JPG
 
とら4.JPG
*撫でようとしたら手にじゃれつくぐらい元気。(^_^)
 
 
*全て2012年5月11日撮影
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経過報告 [ L慢性腎不全(とら)]

 
前記事でご心配を頂いていましたとらさんの検査結果ですが
結果から言うととても良かったです。
BUN:39.8(93.6→47.9→今回)/正常値17.6〜32.8
CRE:2.0(7.1→3.4→今回)/正常値0.8〜1.8
P:2.1(5.9→4.3→今回)/正常値2.6〜6.0
体重も5.3kg台まで戻りました♪(前回は5.08kg)

皆さんにはご心配をかけてしまっていたのに
すぐに報告出来ずに申し訳なかったです。。。

補液5日目ぐらいから徐々に食欲も戻って来たとらさん、
今は普通の量をもりもりと食べられる様になりました♪
補液の間隔も、先週は一日置きで
検査結果が良かったので今週からは
3日に一回ペースで良いとお墨付きも貰えました。(^_^)
2週間後もういちど経過を見て、
大丈夫そうならまた補液の間隔を空けて行きましょう、と先生。
とらさんは本当に運のある子だなぁ、と今回も思いました。
 
そんなとらさんの元気な姿をお見せしたくて
補液の風景を動画で撮影してみたんです。
編集やらアップロードやらでちょっと時間が。。。と言い訳。(笑)
 
 
 
 
 
 
とらさん、抵抗する元気もなくなっちゃったのね。。。と思われた方が居ましたら
それは違いますよぉ~。
もう、ここしばらく
いつもこんな感じでのどかに補液が出来る様になりました♪
何と言ってもtabbycat母の神業が光ります~~。(笑)
*消毒は自室にてtabbycatが行っていますのでご安心を♪



ちなみに、補液を始めた頃の光景はこちら。↓

この頃から考えると随分手際が良くなりましたね。^^;
 

ついでと言ってはなんですが。。。Pのつくあの人も。。。


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とらさん、2年半ぶりに食欲↓ [ L慢性腎不全(とら)]


先週の日曜日(5月23日)のこと、
朝とらさんが吐いている物音で目が覚めました。
とらさんが吐く事自体はそう珍しい事でもないので
あまり気にしていなかったんですが
どうもいつもと違ってその後もちょっと気分が悪そうな様子。。。
口もとをもちゃもちゃと動かしたりしていました。
朝ご飯もほとんど口を付けず、ちょっとした胃炎かなぁと
一日様子を見る事にしました。
その後も与えたご飯には口を付けず、お水だけは良く飲んでいる様でした。
その日は午後にも2度程吐いた後がありましたが
とらさん自身は特別体調が悪いと言う感じでもありませんでした。
 
 
翌日、月曜は病院が定休日と言う事もあり
またとらさんも食欲が無い以外は元気な様子だったので
もう一日様子を見つつ、何かとらさんが食べたいと思う様なものはないかと
色々なものを与えてみました。
ドライと缶詰は何をあげても食べませんでしたが
たまたま家にあった食欲不振用の缶詰a/dはちょこっと食べました。
この日は食欲はありませんでしたが吐き気等も無かった様で
吐く様な事はありませんでした。
 
火曜日、胃炎にしては食欲が戻らないので念のために病院へ。
2年半前、腎不全で入院したときもこんな感じだったので
なんとなく嫌な予感はしていましたが
検査の結果はやはり腎不全の数値がかなり高くなってしまっていました。
BUN:93.6(正常値は17.6〜32.8 前回の検査時は38.4)
CRE:7.1(正常値は0.8〜1.8 前回の検査時は2.1)
P(リン):5.9(正常値は2.6〜6.0 前回の検査時は2.8)
これだと、重い二日酔いみたいな状態だと思いますよ、と先生。
そりゃあ何にも食べたくないよねぇ。。。
とりあえず吐き気止めの注射(ガスター)を1本。
本来ならやはり入院して集中的に点滴をした方が良いレベルの数値だけれど
とらさんの性格の問題や今の体調(意外と元気)、今までの経緯を考えると
家での治療の方が良いかもしれないとの事で
当面は自宅で毎日補液を行うと言うことになりました。
お薬は毎日飲む吐き気止めの錠剤(ガスター)のみ。
一応栄養補給用に以前チョビたんの時にも大活躍した
高栄養サポートの粉末を1袋貰って来ました。
ちょっとしたらまた検査してみて、今後の方針を決めましょう、と先生。
場合によっては入院も覚悟していたのでちょっとホッとしたtabbycat。
いや、数値だけ見ると決してホッと出来る値ではないのですが
前回の入院時と違って測定不能なほど高い値ではなかったので。。。
 
火曜日当日も病院ではなく夜自宅で補液。量はいつも通り150ml。
相変わらずご飯は全然食べません。
試しに鶏肉の茹でたもの、マグロの赤身の刺身、
鯛の刺身、ブリの焼いたほぐし身等をあげてみましたが
マグロは最初だけ1切れ近く食べ、ブリも最初だけちょこっと食べましたが
後はくんくんと匂いは嗅ぐものの口を付けようとしないとらさん。
頼むよぉ、何か食べておくれよぉぉ。。。
仕方が無いので、病院で貰って来た高栄養サポートの粉末をお湯でペースト状にして
若干ムリムリですがシリンジで何回かに分けて流し込みます。
 
水、木、金と同じ様な感じで毎日自宅で補液と
ちょびちょびと小分けにしては高栄養サポートを流し込み。
土曜辺りからやっと、ドライを少し自分から食べたりする様になりました。
これは個人的な推測ですが、腎不全で胃酸が多く出てしまう事で胃が荒れ
気分が悪くてご飯が食べられない時でも
高栄養サポートの様な、胃に負担をかけず
しかもミルクっぽいものを胃に入れてあげる事で
若干胃酸が中和されるんじゃないかな、と思います。
とらさんは高栄養サポートの味が正直お嫌いな様ですが
それでもこれを飲ませてあげるとその後ちょっと
「食べよう♪」という気になる事があります。
あぶくを吐く程嫌で嫌でしょうがないという子にはお勧めしませんが
ちょっと嫌がるくらいなら試してみる価値はあると思いますよ。(^_^)
 
 
日曜日、午前中病院へ。
検査の結果はとても喜ばしいものでした。
BUN:47.9
CRE:3.4
P:4.3
もちろん、まだまだ高い数値ではあるけど
この日の検査結果によっては入院も考えていたので嬉しかったです。
このままさらに自宅での補液を続けてみて
また一週間後検査。
それでなんとなくとらさんの数値のアベレージが掴めれば
あとは様子を見ながら自宅での補液を続けて行く感じです。
 
 
慢性腎不全にしては本当に良い経過を送っていたとらさん。
なのでわたしにも少し油断があったのかも知れません。
思えば少し前から吐く頻度が多くなって来ていたのに
とらさんが元気そうだからとあまり気を付けてあげていませんでした。
ここのところの寒暖の差の大きかった事も影響しているのかな?
やっぱり、どんな形であっても吐いたらカレンダーにメモを残しておかねば。。。

 
 
そんなわけで、次の日曜日(明日)
また検査をして来ますので、結果はまたその時に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わたしとしてはあまり心配はしていないと言うか、
なるようにしかならないと思っているので
とらさんが出来るだけ長く、気分良く過ごせる手伝いが出来たら良いなと思います。
以前は、どんな形であっても少しでも長く「生存」していて欲しいと願っていましたが
今は少しでも長く「生きて」いて欲しいと、生きる事を楽しんでいて欲しいと
ただただそれだけを願っています。
 
 

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とらさん定期検査 [ L慢性腎不全(とら)]


少し前の事になりますが、8月13日
久しぶりにとらさんを連れて動物病院へ行って来ました。
8月10日が補液の予定日だったのですが
針を刺す達人、マスター・オカンが郷里に帰省してしまった為
たまには先生に様子も見てもらいたかったし
久々に病院で皮下補液をしてもらう為でした。
ついでに、定期検査も5月に受けたのが最後だったので
そちらもお願いする目的もありました。
 
 
とらさん自身の様子は、わたしの目から見てもとても体調が良さそうで
ここ最近は吐く事もほとんど無いし、ご飯も良く食べてくれるし
体重も順調すぎるほどに増えてくれてます。(笑)
病院では担当の先生の手が塞がっていたため
診察の前に採血だけ他の先生がしてくれたのですが
「すごく毛ヅヤが良いねぇぇ〜〜♪」と誉められてしまうほどでした。(^_^)
 
その後の診察では体重が5.56kg。
1月に4kgジャストまで落ちたとは思えないほどの回復ぶりに
先生も感嘆の声をあげてました。
身体検査の所見もとくに異状なしで、皮下補液もほどなく終わりました。
とらさんの調子はとても良さそうなので10日に1度の補液を
2週間に1度にしても良いでしょうか?と質問すると
丁度さっき採血して検査にまわっていた血液の検査結果が出たとの事で
それを見ながら説明を受けました。
結論から先に言うと、とらさんは非常に良い状態をキープ出来ているので
2週間に1度でも問題ないでしょうとの事。やったね、とらさん♪
 
詳しい検査結果は↓
赤血球容積(参考正常値32〜45) 42.8(前回38.7)
白血球数(同5500〜19500)  6700(前回8400)
赤血球数(同550〜1000)    744(前回757)
血小板数(同30〜80)      22.5(前回27.0)
BUN(同17.6〜32.8)      69.3(前回70.2)
CRE(同0.8〜1.8)        2.4(前回2.9)
総タンパク(同5.7〜7.8)     8.2(前回7.7)
アルブミン(同2.3〜3.5)     3.3(前回3.0)
リン(同2.6〜6.0)        3.0(前回3.3)
ナトリウム(同147〜156)    153(前回156)
カリウム(同3.4〜4.6)      3.2(前回3.7)
クロライド(同107〜120)    113(前回119)
 
 
引き続きBUNとCREは一般的には高い値ではあるものの、
とらさん的正常値内と言っても良いでしょうね。
他の数値も特に異状なし。(むしろ栄養状態良過ぎ??)(笑)
結果を聞く前からさほど心配はしていませんでしたが
予想通りの結果で安心、安心♪
 
 
あ、それからとらさんのご飯ですが
以前soichiroさんに薦めていただいたドクターズケアのキドニー、
あげてみたら意外と好評だったのでいつものご飯と織り交ぜながら続けています。
soichiroさん、情報提供ありがとうございました♪
このままずっと良い状態が続くと良いなぁ。
 
 
今日は大暴れも大ジョンベンもせず(笑)お利口だったとらさん♪
CA390314.JPG
えっへん。
 
 
さすがにちょっと疲れたねー。
CA390322.JPG
ぐぅ。。。
 
 
[おまけ]
ベッドに寝たまま顔だけ出して下界を眺めるとらさんを
下から見るのが好きです♪(笑)
CA390328.JPG
 
 

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実録!ガチンコファイト!とらVS飼い主 [ L慢性腎不全(とら)]

 
っと言うわけで本日も10日に1度の
時間無制限 補液ガチンコファイトのお時間となりましたっ!
対戦するのはもちろんこの方々、
とらさん(12歳♂、去勢済み)と飼い主母娘(年齢非公開ともに♀)ですっ!
おぉっと、紹介も終わらないうちにすでにゴングが鳴った模様ですっ!!
では対戦の模様は動画でどうぞ〜。
*↓↓とらさんの自宅補液の様子です。↓↓

 
音が割れるほどの大音量が出るので気をつけてね!!
 
 
 

 
 
途中大暴れするとらさんに首を蹴られたtabbycat、(あうぅ。。。)
明らかな劣勢かとも思われましたが
諦めずにとらさんの動きを封じた一瞬の隙を衝いて
tabbycat母の素早い針刺し!鮮やか~!
勝利を確信したtabbycat母の満面の笑みが輝きます。(笑)




******************************
 
 
 
普段はとても元気で、そう言われなければ病気だなんて全然わからないとらさん。
とらさんの病名は猫にはとても多いと言われている慢性腎不全です。
その為、定期的な皮下補液が必要なのは以前にも記事にしましたが
今回はその模様を動画で撮ってみました。
かなりの衝撃映像になってしまいましたが。(;^_^A
 
元気になってくれたのはとっても嬉しいんだけど、とらさんの力の強い事ったら。
両手両足を固定しているのに、どうしてそんなに飛び跳ねる事が可能ですか?(笑)
なかなかすんなりとはやらせてもらえませんね。。。
それでも10日に1回、きちんと補液さえしていれば
最近は吐く事もほとんどなくなったし、
見た目にも健康そのものって感じで過ごせています。
(体温調節があまり上手く出来ないのは、とらさん個人の問題なのか
それとも腎不全と言う病気のせいなのかはっきりとはわかりませんが。)
 
それから、映像ではとらさんがマジギレしている様に見えるかも知れませんが
これはまだマジギレではありません。
とらさんのマジギレは病院で目の当たりにした事がありますが
ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブルものでした。(涙)
ちびっ子が見たらトラウマになりかねないシロモノでしたよ。
 
  
 
決して楽しくはないけど、一緒に頑張ろーね、とらさん♪
 
 

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気分は上々♪ [ L慢性腎不全(とら)]

 
0524tora.jpg
お水もたくさん飲まなきゃね♪
 
 
5月20日
およそ2ヶ月ぶりにとらさんを連れて動物病院へ行って来ました。
定期検査の為です。
雄叫び&大ジョンベンでエラい騒ぎにはなりましたが。。。(;^_^A
前回(3月12日)の血液検査の結果は以下の通り。
カッコ内は正常値です。
BUN 62.1(17.6〜32.8)
CRE 2.4(0.8~1.8)
赤血球容積 26.7(32~45)
 
今回の検査結果↓
BUN70.2
CRE 2.9
赤血球容積 38.7
若干の増加は見られますがほぼ変わりなしで良好。
赤血球容積に至ってはなぜかかなり増えていました。
これには先生もビックリした様子。。。
ちなみに体重も5.25kgと、
腎不全を発症する前とほぼ同じレベルにまで戻しました♪
通常慢性腎不全を患うと、現状の体重を維持するのが精一杯で
体重が増える、なんて言う事は非常に稀なケースですよ、と先生。
大変良い状態で推移しています、と太鼓判を押して頂きました。(^_^)
 
 
普段のとらさんの様子を見ていても
とても気分良く過ごせている様なので
先生とも相談の上、週1の自宅補液が10日に一度でよくなりました!
良かったね、とらさん♪


それから、元気になってくれて大変喜ばしいのですが
最近自宅での補液の際、とらさんの抵抗が激しくなって来たので
先生にお願いしてエリカラを貸し出して頂きましたよ。
早速装着して補液をしてみたのですが
やっぱり激しい抵抗にあいました。。。(涙)
以前と同じぐらいすごい力があります、とらさん。さすがマッチョ猫。(;^_^A
しかしいざ針が刺さってしまうと「あれ?」ってぐらい
すっかり大人しくなるとらさん。。。(笑)
 
 
ご飯は相変わらずよく食べてくれているので申し分ないのですが
出来れば腎臓病食を食べて欲しいなぁ、と思い(無理強いはイクナイですが)
最近ウォルサムの腎臓サポートがリニューアルしたらしいので
サンプルをもらって来ました。
通常の腎臓サポートと腎臓サポートスペシャルというのがあるんですが
微妙に材料や配合などの内容が違っているようです。
スペシャルの方が、より嗜好性を増してあるみたいで
とらさんはスペシャルの方なら食べました。
(ポケちゃんはどちらもうまうまと食べてましたが。)(笑)
今あるご飯がなくなったらこれに替えてみようかな。。。(^_^)
 
商品リンク↓
←ロイヤルカナンベテリナリーダイエット 腎臓サポート
 
←ロイヤルカナンベテリナリーダイエット 腎臓サポートスペシャル

 
とらさんの腎不全が発覚した時はショックで
なにかわたしの健康管理に落ち度があったんじゃないかと思ったりもしました。
けれどもBUNが70前後でもとらさんが気分良くいられるほどに
(普通なら気分が悪くて食欲もないはずとのこと)
とらさんの腎不全は本当にゆっくりゆっくりと進行して来たのだろうと思います。
tabbycatはとらさんが腎不全だとは知らなかったものの
なるべく体に負担をかけない様にと
飼育(この言葉はあまり好きではないけれど)してきた結果
極力進行を遅らせる事が出来ていたのかなぁ、と今は思う事にしています。
 
1月にとらさんが体調を崩したのは
間違いなくわたしがチョビたんの看病にかかりっきりで
とらさん達の事をほっぽらかしにしていたせいなのですが
そのことでずいぶんとらさんに申し訳ない気持ちにもなりましたが
もしもあの時とらさんが体調を崩さずにいたら
今でもとらさんが腎不全だと言う事に気付かずにいただろうと思います。
それでずいぶん先になって、
すっかり末期という状態になってから初めて気付いたんだろうなぁ。。。
とらさん本人は嫌な通院検査や自宅補液をされなくて済んで
そっちの方が良かったかもしれないけれど
飼い主サイドとしては今気付けて良かったのだと思います。
何もしてやれる事がなくなってからではあまりにも切ないですもの。
 
 
 

。。。それにしても、なんでも物事を良い方に捉える事が出来るのは
ある意味わたしの特技と呼んでも良いかも知れませんね。(;^_^A
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