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10月21日から10月23日の様子 [ Lチョビたんてんかん日記]

 
10月21日、昨日より少しは落ち着いて来た様な気がしました。
ご飯も少し食べていたし、トイレにも自分で入っていました。
夕方、もう一度病院に連れて行こうと思っていたのですが急な仕事が入り、
チョビたん自身も昨日よりは深刻な感じではなさそうだったので
自宅でお薬の投与を続けながら様子を見る事にしました。
とはいえ、せっかく食べたご飯は夜吐いてしまっていました。
 
 
10月22日、神経過敏な様子はだいぶ治まって来ました。
朝、浴室の前に敷いてあったバスマットの上でおしっこをしてあるのを発見。
今日はいつもの動物病院が定休日なので
あまりにも具合が悪そうだったら連れて行こうと思っていましたが
わりに落ち着いた様子だったので明日にすることにしました。
連日の緊張状態で疲れが出たのか
チョビたんはほぼ1日中ぐっすりというかぐったりと寝てしまっていました。
お水もご飯もほとんど口にしません。
わたしはというと、ようやくてんかんの発作の嵐が過ぎ去ってくれたことに
少し安心していたのかも知れません。
この日に病院に連れて行ってあげていれば、
もしくは電話相談だけでもしてあげていれば、
ぐっすり寝ているから邪魔しないでおこう、などと考えずに
無理矢理にでもご飯と水を口に入れていれば。
この後の展開は随分違ったものになっていたのかも知れません。。。
 
10月23日、朝一番で動物病院へ。
土曜の通院から後の経過を説明すると、
とりあえず血液検査をしてみて結果次第で治療方針を決定しますとの事。
結果は夕方には出るのでもう一度来て下さいと言われ
前日の朝におしっこをしたっきり排尿が無いので
それだけでも出して欲しいと伝えておしっこだけは絞ってもらって帰宅しました。
お水もほとんど飲んでいなかったので本当は点滴の1本もお願いしたかったのですが
血液検査の結果が出てからでも良いか。。。と思い無理にはお願いしませんでした。
家に帰り着いてからも、チョビたんはキャリーから出て来ず
そのまま寝てしまっていました。
余程疲れているのだろう、となるべくそっとしておいたのですが
午後になってもそのままだったのでさすがに水ぐらい飲んだ方が良いよぅ、と
キャリーから引きずり出すと、
チョビたんは口を半分開いた状態でハァハァと力なく呼吸していました。
瞳にもまるで生気が無くぼんやりと濁っているようでした。
ビックリして抱きかかえようとすると、じわわ〜っと腕に生暖かい感触が。
チョビたんはその状態で失禁していました。
まずい。素人目にも、ものすごくまずい状況でした。
病院はまだ昼休みの時間でしたが、それでも慌てて電話するとすぐに連れて来て下さいと言ってくれました。
 
病院に着いてチョビたんの様子を見ると先生も表情をさらに曇らせました。
そして朝採血した検査の結果も丁度出たらしくその説明を受けました。
結果から言うとものすごく悪い状態でした。
白血球数は30000を超え、腎臓機能を示すBUNは101、CREも5.3
肝機能を示すAST、ALTに至ってはどちらも1000オーバーで
何かの間違いかと先生が疑って測り直したほどだったそうです。
状態としてはアシドーシスという状態になっていて、
即刻治療を開始しないと尿毒症になって命を落としかねないとの事でした。
てんかんのことで頭がいっぱいだったわたしには
どうして腎臓?どうして肝臓まで??なんで?なんで??
この危機的な状況がなかなか理解できませんでした。


チョビたん倒れる。 [ Lチョビたんてんかん日記]

ご無沙汰しております、tabbycatです。
実は先月の末にチョビたんがぶっ倒れて以来
バタバタと落ち着かない日々が続いておりましたが
ここのところようやく少し落ち着きを取り戻しましたので
この1ヶ月間のことも振り返る余裕が出てきました。
とはいっても、最初の頃のことは無我夢中でしたので
わたし自身よく覚えていないところもあるのですが
思い出せる限り記録して行こうと思います。。。
それからコメント欄で励ましのお言葉を頂きました
sainekoさん、soichiroさん、この場を借りてお礼を言いたいと思います。
温かいお言葉をありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
10月20日という日は、
いつもと同じように始まりました。
お天気も良く、ぽかぽかと気持ちの良い一日が始まり
このまま気分良く暮れていくんだろうと思っていました。。。
 

*撮影は10月15日ごろのもの。
 
 

*同じくご機嫌でひなたぼっこを楽しむチョビたん。 
 
 
この日の午前中、チョビたんはいつもと同じように良く食べ
元気いっぱいに自力で仕事部屋のドアを開けて日向ぼっこに繰り出し
近くで寝ていたコウちゃんとプロレスごっこに興じるほどでした。
日の当たる窓際で気持ち良さそうに寝ていたチョビたんでしたが
午後の2時ごろてんかんの発作が起きました。
てんかんの発作自体は10日に1度ぐらいのペースで起きていたので
わたしもさほど心配はしていなかったのですが
この日は発作の後、鼻から少し出血が見られたことが気がかりでした。
そしていつもと違い、痙攣が治まった後もずっと
キョロキョロと挙動がおかしい状態が続いていました。
その状態からまた今度はてんかんの部分発作が起きて
再び挙動不審状態になり、そしてしばらくするとまた部分発作。。。
最初の発作から30〜40分ほど様子を見ていましたが
これはちょっとおかしい、いつもの発作と違うと感じて
かかりつけの動物病院に向かいました。

病院は丁度午後の診察が始まった直後の時間と言うこともあり
待合室はとても混んでいましたし、ざわざわと落ち着かない環境だったので
また発作が起きるんじゃないかとハラハラしながら順番を待っていました。
と、途中から来院した小型犬が、
入ってくるなりキャンキャンキャンキャンと激しく鳴き叫んでいたので
これはまずいと思ってキャリーを持って外に避難しましたが、時既に遅し。
キャンキャンと癇に障る声に誘発されて
再びキャリーバッグの中で大きな痙攣発作が起きてしまいました。
急いで看護婦さんにそのことを伝えると
奥の診察室に直ちに呼ばれて緊急に発作止めの注射をしてもらいました。
注射をするとチョビたんはとたんにクタッとおとなしくなり
その後軽く診察を受けてから帰宅しました。
 
 
これで少しは落ち着いてくれるかと思っていましたが
帰宅後1時間ほどするとまたしても挙動不審というか
神経が過敏になっているような様子。
ちょっとした物音や、軽く身体に触れただけでもビクゥ!っと反応します。
その後やはり部分発作が何度か起きたので
病院に電話で相談していつものお薬を増量してのませることになりました。
8月に発作が続いた時、ジアゼパム1錠を飲ませたら
ものすごい酩酊状態みたいになって良く効いたので
普段のチョビたんは1/4錠を飲ませていました。
電話の指示ではまた1錠飲ませてくださいとのことだったので
また酔っ払いみたいになっちゃうのかなぁ、と思ったら
今回は全くそんなことは無くて、お薬を飲ませても常に過敏な様子が続きました。
この後も発作後の状態と同じ様な感じが続き、常に瞳孔は開きっぱなし。
1時間に1度か2度口もとだけウゴウゴと動かしては
水みたいな唾液を垂れ流すと言う部分発作が起き続けました。
お薬は普段1日3回のところを4回に増やし、投与量も大幅に増やしているにも関わらず
チョビたんの神経はちっとも休まる気配がありませんでした。
この後丸二日間、
まるっきり不眠状態で夜中も落ち着き無くうろうろ歩き回ったり
水もご飯もろくに口にせずにいるチョビたんを見ていると
お薬を飲ます以外になんにもしてやれない自分が情けなくなって来ました。
そのお薬も、本当に効いているのかすでに耐性が付いて効かなくなっているのか
それすらもわかりませんでした。
チョビたん、って声をかけても逆にその声にビクッとなったり
頭や背中を撫でてあげようとしても、触った瞬間背中が大きく逆立ったりするので
また発作になるのが怖くて
本当に何も、何も、何も出来ない自分がもどかしくてなりませんでした。


悪夢、再び。。。 [ Lチョビたんてんかん日記]

最後の大きな発作から2ヶ月が何事もなく過ぎ、
チョビたんのてんかん発作はきっと一時的なもので
もうすっかり大丈夫なのかもしれない。
もう心配しなくても良いのかもしれない。
そんなわたしの甘い考えを嘲笑うかの様に、発作の嵐は突然舞い戻って来ました。 
しかも前回とは比べ物にならない激しさで。。。 
 
  
 
7月31日、昼食をとりながらテレビを見ていたわたしは
突然ガサゴソ!という音を耳にしました。
いつものダンボールハウスで寝ていたチョビたんが
寝返りでもうったのかしら?と何気なくそちらに目をやると
チョビたんは既に箱の中で横倒しになってじたばたと手足をばたつかせていました。
あまりに突然のことだったのでわたしはただオロオロとするばかり。 
箱がひっくり返らないよう、
チョビたんが勢いで飛び出さないようにしてあげるのが精一杯でした。
(たとえわたしが冷静であったとしても
 発作中にわたしがしてやれることはせいぜいそのくらいなのですが。) 
以前と同じく1分ほどで痙攣発作はおさまり、
その後しばらくしてもとのチョビたんに戻ってくれました。
ところがその日の夕方、そして夜と続けざまに大きな発作が起きてしまいました。
 
  
8月1日は朝と夕方と夜中の3回、やはり同じように大きな発作が。
前回の時より回数が増えてきているのも心配だったし、
発作自体は1分ほどで治まってしまうので
飼い主の気付かない発作もあるかもしれない。
それで以前購入したウェブカメラをチョビたんの寝場所にセットしてみました。
翌朝起きてみると
床に置いてあったチョビたんのダンボールハウスが横倒しになっていました。
夜のうちに発作が起きたのだろうと思い録画した映像を見てみると
明け方4:00に発作を起こしていました。
その後7:30と9:00にも立て続けに発作を起こしたので病院に電話で相談したところ
一応様子を見たいとの事だったので店を閉めて急遽病院へ。
昨日から今日にかけての発作の様子を録画したノートパソコンも持参しました。
あいにく病院では院長先生が不在で、代わりに別の先生に診てもらいました。
まずは持参した発作時の動画を見てもらい、その後チョビたんの身体検査。
栄養状態も良く、脱水症状もなし。
肺の音、心臓の音も雑音はなく見たところ血色も良好。平熱。
一応血糖値と貧血の検査の為に採血。
検査の結果は血糖値が67(正常値71〜148)、赤血球容積が29%(正常値32〜45)と
どちらもやや低め。
低めですが痙攣発作を起こすほどの数値ではないですよ、との事。
と、先生から説明を受けている間に
またしてもチョビたんが口をうごうごとさせ始めました。
「あ!始まっちゃいました!」とわたし。
慌ててチョビたんを診察台から床に下ろし、(←転落事故を防ぐため)
先生は抗てんかん薬を取りに奥へと走って行きました。
が、戻って来た時にはすでに大きな発作が始まっており、
本来は静脈注射しようとしていた抗てんかん薬(ジアゼパム)を急いで皮下注射しました。
(静脈注射のほうがより即効性があるそうです。)

先生によるとてんかんの治療薬で一般的なものには2つの薬があるとの事。
一方は即効性があるけれども薬の効果が長く続かないもの。
副作用は少なめだが薬剤耐性が付きやすい。
つまり使っているうちにだんだん効かなくなりやすいということ。(ジアゼパム)
もう一方は効果が出るまでに時間はかかるけれども長く効くもの。
肝臓には負担あり。長期にわたる計画的な投与が必要。
素人判断で突然投薬を中止したりするとかえって重症化することも。(フェノバルビタール)
 
今日は主治医である院長先生がいないし、
とりあえず即効性のあるジアゼパム(錠剤)を処方しますね、と先生。
発作が起きたらその都度飲ませて下さい、
お薬の効果で酔っぱらった様な状態になりますが、心配ありませんよと言ってくれました。
注射のおかげかキャリーの中ですっかり大人しく寝てしまったチョビたん。
家に帰ってもキャリーの中から出ずにそのまま寝てしまっていました。
 
 
チョビたんが落ち着いてくれたので、午後からは仕事を再開したtabbycatでしたが
途中で様子を見に行くと、玄関の床でぐんにゃりとしているチョビたんを発見。
どうやらトイレで用を足した後、発作が起きてしまった模様。
貰ったお薬を飲ませようとしましたが、
発作の後は歯を食いしばっているのでなかなか飲ませる事が出来ません。
もうちょっと時間をおいてから。。。と思っていたら
その2時間後ぐらいに再度の発作。
この時はもう噛まれても良いや!と
無理矢理口をこじ開けてお薬を飲ませました。(ジアゼパム1錠)
お薬を飲ませて30分ほどですぐに薬が効いて来た様で
先生が言っていた通り、本当に泥酔状態のおじさんみたいに
腰が抜けてフラフラの千鳥足になってしまいました。 
でもようやく安心して子供みたいに無防備に眠っているチョビたんを見ていたら
もしも今後、ずっとお薬を飲む事で寝てばかりいる様になっても
チョビたん自身が気分良くいてくれるならそれでも良いな、と思いました。
しかしあまりに薬が良く効き過ぎて下半身にちっとも力が入らず、
トイレに行っても息む事はおろか足元すら定まらずに 
なかなかうんちとおしっこが出ないのはちょっと気の毒でした。。。

 
 
 
 
まさかこんなことで役に立つ日が来ようとは。。。対花ドロボウ戦略兵器だったのに。(涙)

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自分が見ていないところで一体何が起きているのか、が分かるだけで
飼い主的には随分気が楽になりました。


新たな敵と。。。 [ Lチョビたんてんかん日記]

その事について最初に「おや?」と思ったのは
4月の下旬頃の事でした。
夕方仕事の合間に自宅の台所に行った時、
寝床でぼやーっと座っていたチョビたんに「寝てたの??」と声をかけた時の事。
見るとチョビたんの口もとがヨダレでびしょびしょに濡れていたのでした。
「チョビたんったらねぇ、寝ている時に口もとの締まりが悪くなって
 寝て起きたらヨダレまみれだったんだよ~。ヤダねぇ。お爺ちゃんみたいだね~。」
などと笑いながら母親に報告した事を覚えています。
今思えばこれがわたしが気付いた最初の兆候でした。

 
最初の発作は4月30日の夕方(18:00~19:00の間くらい)の事でした。
(最初と言ってもチョビたんにとってではなくわたしが目撃した最初ですが。)
その日の仕事を終え、自宅の台所で母と話しながらふとチョビたんに視線を移すと
やはりいつもの段ボールハウスで寝ていたチョビたんが
むくりと起き上がって座っていました。
その顔面の筋肉は小刻みにピクピクと痙攣し、
瞳孔は大きく広がりどこを見ているのかあるいは見えていないのかも不明、
口からは水の様なヨダレがダバダバと流れていました。
幸い症状は1分程度で治まり、ふっと我にかえった様子のチョビたん。
チョビたん本人も何が起きたのか分からない様子でした。
しかしわたしは今まで見た事のない様子にこれはちょっとまずいかも。。。と
大きな不安を覚えました。

 
その同じ日の夜中(23時頃)、全く同じ様な状況で同じ様な症状のチョビたんを目撃。
こういう症状はビデオに撮っておいて獣医さんに見てもらうのが一番だと思っていたので
慌ててカメラを取りに行って戻ったところ、既に症状は治まっていました。
「なんなんだろう。。。悪い病気じゃないと良いけど。。。
 次に動物病院に行った時にはちょっと相談してみよう。。。」
自分でもチョビたんの症状についてネットで検索してみたところ
どうやらてんかんの症状に同じ様な症状があることがわかりました。
てんかん。。。?言葉の響きの恐ろしさ以上の事はわたしには何も知識がありません。
何故?どうしてまたチョビたんが??
せっかく甲状腺の方は落ち着いて来てるというのに。。。
でもまだてんかんだと決まったわけじゃないし、きっと心配無いはず!
そう自分に言い聞かせて過ごしていました。
  
 
その後はわたしの目の届く範囲ではそういった症状は起きず、
5月15日定期検診のため病院を訪れました。
いつもの通り視診触診の結果は特に異常なしでした。
前述の顔面ピクピクの症状を相談すると、
とりあえずその時(4月30日)だけしか症状は出ていない様だし、
今の段階では何とも言えない。
他の病気が原因で(*注1)そういう症状が出る事もあり得るので
近いうちにまたスクリーニング検査をしましょう、ということになり
7月の上旬に検査をお願いして帰宅したのでした。
 
 
その日の夜(22時頃)、テレビを見ていたわたしの耳に
「クチャクチャ。。。」という音が聞こえて来ました。
見るとやはり段ボールハウスの中で寝ていたはずのチョビたんが
座った状態でクチャクチャと口を動かしていました。
ちょうどチューインガムを噛んでいるみたいに口を動かしていて
口もとからはやはり大量のヨダレが。
目元の筋肉も引き攣れている様でいつもより異様に目が大きく見えました。
この時はすぐ手元にカメラがあったので、その様子を動画で録画しました。
やはり1分程度でふいっと憑き物が落ちた様に正気に戻るのですが
何が起きたのかわからなくて不安なのか、
チョビたんが不安げにフン、フンと鳴くので何だかわたしも泣きたくなりました。

 
その後も5月18日の夜(22時頃)と翌19日の夜(21時頃)
やはりクチャクチャと口を動かしてヨダレを垂れ流す症状が続きました。
最初の時はただ口もとだけが痙攣していたのが、
回を重ねるごとにくんっ!くんっ!と首が片側に引っ張られる様な動きをして
無意識にくるりと身体の方向を変えてしまったり
(ちょうど乗馬の馬の手綱を片方だけ引っ張ったときみたいな。)
飛んでいる虫を追う様に小さく頭を回転させる様になったりしたので
このまま何度も症状が続いたらどうなってしまうんだろう??
どんどん酷くなってしまうんじゃないだろうか?
チョビたんの脳が壊れてしまうんじゃないだろうか?
そう思うと怖くて怖くて、
また発作が起きるんじゃないか起きるんじゃないか。。。と
心配と不安で押しつぶされそうになっていました。

 
わたしの不安な気持ちが伝染したかの様に
さらに翌20日には朝から(9時頃)またしても発作が起きたので
さすがにこれ以上は放っておけないと思い
その日の夜に先日撮影したカメラの動画を持参して
わたしだけで病院に相談に行きました。(*注2)
 

チョビたんの動画を見た先生は「これは。。。」と言ったきり
しばらく黙って繰り返し動画を見ていました。
「こんなにヨダレが出ちゃったんだ。。。」
「はい。。。毎回こんな感じなんです。。。」とわたし。
わたしが真っ先に疑った様に、
先生も今服用中のメルカゾールの副作用を疑い専門書を調べたりしてくれました。
が、メルカゾールの副作用で痙攣発作の様なものは報告されていません。
(まれに薬が効き過ぎて甲状腺機能低下状態では足がつったりすることはあるそうです)

 
先生とも相談してスクリーニング検査の日にちを早める事になりました。
5月23日の朝、前日夜から絶食させたチョビたんを連れて朝病院に預け
夕方お迎えに来て下さい、との事。
ところが病院での長時間に渡る緊張が続いた為か、
病院から戻ったチョビたんに初めての大きな発作が起きてしまいました。
最初はいつもの様に口をくちゃくちゃさせていただけなのが
段々小さくカクンカクンと痙攣する様になって、
その後完全に横倒しになってめちゃくちゃに手足をバタバタしています。
そのうちその体勢のまま、犬かきでもする様に前足をかき続けて
それからしばらく後、突然ぴたりと治まります。
でも発作の後は意識も朦朧としている様だし、足元もふらふらして腰が据わりません。
10分か15分ほどしてようやく、普段のチョビたんに戻りました。
初めての大きな発作でしたが、これまでの小さな発作が続く間に
てんかんに関する情報をある程度得ていたのでわたし自身は落ち着いて対応出来ました。
もしも突然こんな発作に直面したら、
きっとわたし自身がパニックに陥っていた事でしょう。
事実、あまり詳しく伝えていなかった母は相当ビックリして
チョビちゃん!チョビちゃん!と呼びかけていたので慌ててわたしが制止したのでした。
とりあえず、全ての刺激になりそうなものを排除しました。
部屋の電灯を消し、TVを消し、
本当は励ましたり声をかけたりしてあげたいけど我慢し
本当は優しくさすったり撫でたりしてあげたいけどそれも我慢し
ただ、いつものビデオの上の箱から転げ落ちたりしない様に
わたしの腕と身体で箱全体をガードしてあげるくらいしか出来ませんでした。
(追記:優しく静かに声をかけてあげたり
 ある程度落ち着いたところで撫でてあげる分には大丈夫なようです。)

しかしこの時の大きな発作を最後に、
その後は口もとくちゃくちゃの症状も出ず落ち着いていたので
病院の先生とも相談の上、もうしばらく静観することにしました。(*注3)
事実、その後発作の気配すら感じさせなかったので
心の片隅ではなんとなく気になってはいたものの
わたしもすっかり安心してしまっていたのでした。

 
(*注1)
低血糖、肝性脳症、尿毒症、貧血等でも痙攣発作が起きる事があるそうです。
(*注2)
てんかんの発作は飼い主をかなりびっくりさせますが、
一度の発作で命を落とす事はまずないそうですので飼い主自身が冷静で居ること。
ただし発作が治まりかけてはすぐに次の発作が起きる場合(重積発作)、
1回の発作が長時間(通常の発作は1〜2分程度)続く場合は
生命の危険があるのですぐに病院へ連れて行って下さい。
(*注3)
てんかんの治療薬は始めたら気軽に止めたり出来ないし、
肝臓への負担もあります。
発作の頻度、重症度を考えると薬を飲む事のメリットよりデメリットの方が
今のところ大きいと言う判断によります。

 
 
ちなみにスクリーニング検査の結果は特に異常なしでした。
(ほんのちょっぴり貧血気味とのこと。後日再検査で問題なしでした。)


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