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チョビたん通院の記録[13]~カートでGO!~ [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

今日は、チョビたんのお薬ももうすぐなくなるので
先日購入したポーターカートに乗って病院に行ってきました。
ここ横浜は2月とは思えないほどの暖かさ、
上着を羽織ってきたことをすぐに後悔するほどでした。^^;
 
 
では行って来まーす!
どこへ行くですかぁ...(涙目)


図解!ポーターカート



 
野っぱらをススメ!


ラ・クカラーチャ♪と歌いながらGO!
 
 
 
 
20分ほどで到着~~。^^
「出して~」と目で訴えるチョビたんをバッグから出し
お膝に乗せて順番を待つ。。。

チョビたんにも防寒のためセーターを着せてたんですが
暖かかったので要らなかったね。。。
   
   
 
 


胸元がチョイ悪オヤジ。。。^^;
 
 
 
体重は増減なし。熱も平熱。
身体検査の結果も特に異常なし。^^
いつものお薬をもらって無事終了~~。
良かった良かった。^^
 
 
***************************
 
 
今でこそすっかり元気いっぱいで
先日も楽しいお散歩風景などもご紹介できたのですが
実は前回の通院記の最後でも少し触れていた
ミノマイシンという抗生物質がチョビたんには合わず
今までで一番きつい副作用が出てしまったのです。。。
 

チョビたんの膀胱内の細菌には薬剤耐性が付いてしまっていて
このミノマイシンが最後の砦、
多少の副作用が出てもこれにかけるしかない!という気持ちもあって
服用を続けた結果、
食欲は廃絶、まったく元気がなくなり
横になっていても身の置き所がないのかじっとして居られず
最終的にはじぃ~~っと座ったまま虚ろな目をして
ユラユラと船をこいでしまってるような状態でした。
お薬は即刻中止、あわてて病院に駆け込んで
とりあえず応急処置として点滴をしてもらい
しばらくお薬をやめて様子を見るよう指示を頂き、事なきを得たのでした。。。
 
 

その結果、膀胱内の細菌に関しては積極的な治療を断念、
幸い今のところそれらしき症状は出ていないので
なにか異常が表れてから考えようと言うことになりました。
 
 

でも現在、おしっこの回数も量も特には変わりないです。^^
食欲もあり毛艶も良好、
このままの状態がずっとずっと続くと良いね、チョビたんっ♪




*ポーターカートの詳細はこちらで。↓

色違いもありますよ。(^_^)


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チョビたん、通院の記録[12] [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

***前回までの経緯********************
 
長い間の肝酵素値の異常と、次々と起こる身体の不調の末
思い切って病院を変え、ようやく甲状腺の異常が判明したチョビたん。
抗ホルモン薬の投薬を始めてすっかり元気を取り戻したものの、
尿の中に居る細菌が抗生物質を飲み続けても居なくならず
細菌に関する精密検査を受ける事になったのが前回まで。。。
 
******************************
 
というわけで、前回の尿検査の結果から。。。
まずは菌の特定をば。
 
 
coagulase negative Staphylococcusを日本語にすると
コアグラーゼ陰性ブドウ球菌だそうです。
ごくごくありふれた一般的な細菌との事。
 
 
次に薬剤感受性検査の結果。。。
*薬剤感受性検査とは、特定の菌に対してどんな薬が効き(S)、
 あるいは効かないか(R)を調べる為の検査です。
 

*赤い下線のある薬剤(S)のみ有効性があるという事です。 
コアグラーゼ陰性ブドウ球菌自体はどこにでもある珍しくもない細菌ですが
チョビたんの中に居る菌には数種類の薬剤に対して耐性があるらしい。
 
 
最終結果。

*MRとはメチシリン耐性、CNSはコアグラーゼ陰性ブドウ球菌の略称。

 
 
。。。という結果を受けて、今回はリンコマイシン系のお薬を試す事に。
1包ずつになった粉剤なので結構飲ますのが大変。。。苦いのかも。
どうか、お薬が良く効いてくれて菌がいなくなります様に。。。チョビたん、頑張ろうね!
 
 
 
 
[2006.9.5]通院日。
特に下痢をする事も無くお薬を飲み終わったので、
尿の細菌がいなくなってるか調べるため採尿。
通院時の体重測定の結果、5.2kg。
 
数日後の検査結果報告→細菌反応(+)。がっっっくし。。。(泣)
ただし、前回の菌とは別の菌になっている(入れ替わってる)かもしれないので
次回再び採尿→薬剤感受性検査をしましょう、との事。
 
 
 
[2006.9.19]再検査のため通院。
この時の検査結果が1週間後に出ました。。。
 

やはり先生の言った通り、前回の菌とは違う菌がいる模様。
Staphylococcus aureusは日本語にすると黄色ブドウ球菌です。
こちらもごく一般的なありふれた菌ですが。。。
 
 
薬剤感受性テスト結果。

前回の菌よりもさらに薬剤への耐性が付いちゃってますね。
ゲンタマイシンは先生の口ぶりだと内服薬ではなさそうなので
ミノサイクリンに希望を託すしかないみたいです。
 
最終結果。

MRSAはニュースなどで耳にした事がある人も多いかも知れませんね。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌です。
 
ミノサイクリンは先生もほとんど使用した事がないそうです。
(普通はもっと一般的なお薬で事足りるからでしょうけど。)
病院に在庫もないので、注文して届いたら家に送ってくれるとの事。
今回も下痢とかしないといいんだけど。。。

 
[2006.10.11]
届いたお薬(ミノマイシン)を飲ませ始める。
実はtabbycat、ついうっかりしていて10月7日の分のメルカゾール
夕方5時に飲ませたのに忘れてしまって、夜中の1時にも飲ませちゃった。。。
(いつもは16〜18時間間隔。)
あああー、心配だー。なんともないといいんだけど。。。
と、そんな心配をしながらのミノマイシン投薬のせいか
なんとなくチョビたんの元気が無いように見える。
元気がないとして、どっちの薬が原因かもわからないので困ったな。。。
 
 
[2006.10.14]
とりあえずメルカゾールを20時間間隔に広げて、
そこからまた徐々に時間をつめる作戦をとってみた。
ミノマイシンは1日2度の指示なのですが、1日1度の投薬に減らして様子見をしてたら
チョビたんなんとなく復活。。。
ここからまた指示通りに戻して行こうっと。
 
 
 
 
******************************
 
 
[おまけ]
数日前の夕方、花に水遣りをしていたら突然、
「白黒の猫ちゃん、元気ですか??」って
またしても見ず知らずの人に尋ねられましたよ。
チョビたん、愛されてるニャー、幸せだニャー。(^_^)


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チョビたん、通院の記録[11] [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

さて、前回の通院記でようやく病名が判明したチョビたん。
1)甲状腺機能亢進症
2)膀胱炎
3)腎臓結石
の3つの病気です。

甲状腺機能亢進症には、メルカゾールという甲状腺ホルモンの働きを抑えるお薬を一生涯、
膀胱炎にはやや長期に渡って抗生物質を飲まなければなりません。
腎臓の結石に関しては、あえて治療をせずに様子を見ることになりました。
(14歳と言う年齢的にも手術は避けたいため。)
 
 
[2006.3.7]通院日。(詳細は前記事にて。)
夜から投薬開始。
 
 
[2006.3.8]
朝からひどい下痢。お薬が合わないらしい。
体重が減ってしまってはいけないので、もう少し体重が増えるまでお薬は休むことにした。
  
  
[2006.3.15]
下痢が治まり、体調もまずまずなのでとりあえずメルカゾールだけ与えてみる。
→異常なし。
  
  
[2006.3.18]
抗生物質も与えてみる。→やっぱり激しく下痢。→2つともやめてみる。
  
  
[2006.3.24]
再び下痢が治まったのでメルカゾールだけ再開。→異常なし。
  
  
[2006.4.4]通院日。
体重200g増♪やったね!(^_^)
心拍も200に下がった。(前回まで230、220)
血液検査→結果は後日。
抗生剤が体に合わないようだと伝えて別の種類のものに変えてもらう。
  
  
[2006.4.5]
電話で検査結果を聞く。
BUN、CREが上昇しているが今のところギリギリ正常値内。
ALT、ALPは、さっくりと正常値にダウン。
赤血球容積が30とやや低いものの心配なし。
心配されていた腎機能の低下も見られず、非常に良い状態です!と
先生も太鼓判♪わーい。
 
[詳しい検査結果] ()内は正常値
BUN-29.9(17.6~32.8)
CRE-1.1(0.8~1.8)
ALT-32(22~84)
ALP-71(38~165)
TBIL-0.1(0.1~0.4)
TP-6.2(5.7~7.8)
ALB-2.2(2.3~3.5)
赤血球容積-31(32~45)
  
  
4月中旬
1日2回、きっちりとメルカゾールを投薬すると
チョビたんの動きが少し鈍くなって元気がないように見える。
→12時間ごとではなく、14~16時間ごとの投薬にしてみた。
新しく貰った抗生剤(粉剤)は飲むとやっぱりひどい下痢。嘔吐もあり。
涙と鼻水も増えた様な気が。→やめて様子を見る。
時々咳き込むような様子。→点眼、点鼻をマメにしてみる。
   
   
[2006.5.2]通院日。
体重4.52kg(+380g)♪
心拍200~230/分
甲状腺の触診結果、大きさに変化なし。
抗生剤は、以前飲んでも大丈夫だった種類を前の病院に問い合わせて
それと同じものを処方してもらった。→問題なく飲み終わる。
  
  
[2006.5.16]通院日。
体重4.62kg(+100g)
心拍190。非常に落ち着いていますよ、と誉められる。
甲状腺の大きさに変化なし。
初めて継続的に抗生剤を投与出来たので尿検査。
→後日結果を聞くと細菌反応あり。トホホ。。。
 
 
[2006.5.30]通院日。
体重4.72kg(+100g)
尿検査→結果は後日。
前回の検査結果では、何種類かある細菌の中でも
ごく一般的な細菌のみ陽性。
もっと性質の悪い細菌はありませんでしたよ、と言われホッ。
チョビたんの尿検査は毎回膀胱から直接採尿するためにエコーを必ず使用するのですが、
ざっと見た感じ膀胱の形はとてもキレイです、との事。
頻尿や血尿といった膀胱炎の典型的な症状も見られないので
なぜ一般細菌反応が陽性なのか先生も首をひねっていました。
とりあえず、今回の検査結果を見てから抗生剤をもうやめても良いのか、
それとも別の薬に変えて続けていくべきか判断しましょう、との事。
→2日後電話で結果を聞くと、やっぱり細菌反応あり。
抗生剤をまた別の種類に変えて続けていくことになりました。
  
  
[2006.6.20]通院日。
体重 約+200g
尿検査→後日検査結果、細菌反応有り。
とりあえず同じ薬を継続して様子を見ることに。
  
  
[2006.7.4]院長先生不在のため、同じ薬を貰いに行っただけ。
  
  
[2006.7.18]通院日。
体重5.16kg(+200g)
尿検査→結果は3日後。
血液検査→同上。今回は白血球数も見てみましょう、との事。
*メルカゾールの影響で白血球数が少なくなってしまうことがあるため、らしい。

体重に関しては順調に増え続け、わたしが密かに危惧していた通り
「これ以上は増やさなくて良いです。」と言われてしまったですよ。。。
うーん、わたし的には増やすつもりはないんですが。(泣)

[数日後]電話にて結果報告を受ける。
尿検査→細菌反応(+)。。。エーン。(ToT)
*細菌の種類の特定と、何が効くのかを調べる検査(感受性検査)をしたいので
 近いうちに再検査に来て下さい、との事。
 
血液検査→肝酵素系の数値(ALP、ALT)は問題なし。
     腎臓系の数値(BUN、CRE)がやや上昇。
     白血球、赤血球ともに問題なし。
*BUN→36.9、CRE→1.3でした。
 
 
 
甲状腺機能に関してはごく安定している模様。
体重も順調に増えて一安心♪(ちょっと増え過ぎ??)
薬の影響で腎機能がやや落ちている様ですが、
それはチョビのもともとの状態に戻っただけと考えています。 
気がかりなのは、一向にいなくならない膀胱内の細菌ですが。。。
次の検査結果を見てから先生ともよく話して考えようっと。
 
 
というわけで、この時の採尿の為の通院が
以前の記事(キティちゃん号の)になったわけですよー。(^_^)


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チョビたん、通院の記録[10]~敵の正体判明~ [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

というわけで、3日後電話にて結果の確認。
まずは腹部レントゲン再検査の結果。
→右腎臓に結石有り。
次に尿検査の結果。
→細菌反応有り。いわゆる膀胱炎でしょう、との事。
最後にホルモン検査の結果。
→ホルモン数値が基準値より高く、甲状腺機能亢進症と確定。
 
今後の方針としては、膀胱炎の治療として抗生剤を投与。
万が一、腎臓にある石にまで細菌が入り込んでいると
かなり長期間投与しなければならない。
 
結石には療養食で溶けるものと溶けないものがあるが
じっさいにやってみないと溶けるか溶けないかはわからない。
 
甲状腺機能亢進症の治療としては完治させるには手術をするしかない。
しかし、年齢的なリスク、技術的なリスクを考えると
手術をすることは現実的ではない。
薬でコントロールしていくことになるだろう。
詳しいことは来院時に説明します、との事。
 
 
[2006.3.7]
電話で大体のことは聞いていたが、改めて説明を受ける。
ホルモン検査の結果、
血清総サイロキシン(T4)の数値 9.6(μg/dl) *参考基準値0.5~3.0
 
先生自身も、まさか本当に甲状腺機能亢進症とは思っていなかった様で
驚いていました。 
改めて甲状腺付近を触診してみると、「有るはず!」と思って探して
やっと見つかる程度ですが小さな小さな膨らみが右の甲状腺にありました。
(ピーナッツ半欠け、6~7mmぐらいらしいです。)
今後は一生、甲状腺の働きを抑える薬を飲み続けることになります、との事。
今回、甲状腺機能亢進症と診断されたことで、
今までの血液検査の結果で肝酵素の数値が高かったのはそのためであると判明。
(肝臓自体には異常がないという事。)
 
ここで甲状腺機能亢進症についてどんな病気であるか紹介しておきます。
 
[猫の甲状腺機能亢進症]
甲状腺機能亢進症は、歳をとった猫がかかる病気で、甲状腺ホルモンが多く生産されすぎるために起こります。ホルモン生産が多くなるのは、普通は甲状腺に腫瘍ができるためです。このような腫瘍は、良性(癌ではない)の場合もありますし、悪性の場合もあります。甲状腺になぜこのような腫瘍ができるのかは判っていません。
 
甲状腺ホルモンが多く作られているときは、猛烈な食欲があるにもかかわらず体重が減り、頻繁に排便するようになり、喉が渇きやすく尿の量が増え、落ち着きがなくなり、良く鳴いたり声を立てるようになり、毛並みの手入れをしなくなり、心臓の動きが速くなったりします。心臓が重大な影響を受けて、鬱血性心不全になることもあります。
 
手術をして甲状腺を取り除くことをおすすめします。甲状腺を全部取り除いた場合は、代わりの甲状腺ホルモンを生涯与え続けることになります。長期間にわたって内科療法を続けることはお勧めできません。なぜなら甲状腺機能亢進症のもととなった腫瘍が悪性の場合もあるからで、また、薬を長期間使用することで副作用が出る場合もあるからです。かなり重度の心臓疾患がすでに起きているときには、ペットが手術に耐えられる程度に健康を回復するまでの間だけ薬による治療を行います。
(手渡されたリーフレットより転載。)

甲状腺ホルモンの働きを抑える薬を飲むことで、腎臓の機能が低下する懸念もあるので
しばらく経ったら再度血液検査と尿検査をしましょうとの事。
場合によっては甲状腺の治療を中止した方が良い結果になることもあるかもしれません。
というのは、
*甲状腺ホルモンが多いことで、現在血流がものすごく良くなっている。
*心拍が速いのもそのためである。
*心臓にとってはとても負担になっているが、腎臓にとっては血液がどんどん送られてくる
 今の状況はとても良い状態である。
*薬を使って甲状腺ホルモンの働きを抑えると、血流量も通常に戻る。
*それによって、腎機能が低下して腎不全が悪化する可能性もある、という事。 

腎臓結石については、石を溶かす食事を試すと言う手もあるが
やってみないと溶けるか溶けないかわからず、またその療養食自体が腎臓に負担をかける
心配もあるので敢えて治療しないと言う選択肢もある。
もちろん手術で取り除くことも出来るが、やはり今の状況からは現実的ではない。
 
まずは薬を飲んでしばらく様子を見てみましょう、との事。
今日の処方→メルカゾール(抗ホルモン薬)、抗生剤(ピンク色の)
 
 
先生の説明はとてもわかりやすく、とにかく病気を治しさえすれば良い、というよりは
どうやったらチョビたんがよりハッピーに暮らせるか、良い状態をキープできるかに
ウェイトを置いてくれてるのがとても嬉しかったです。
また、簡単な病気でないことはわたしもわかっていましたが
それでもやっと、これから何と戦っていくのかその正体がわかったことで
ずいぶんと気持ちも楽になったのです。


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チョビたん、通院の記録[9]~転機~ [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

突然ですが、チョビたんの兄弟猫と思われる子が
うちの近所に飼われているのですよ。
わたし自身はその子の事を見た事がないのですが
そっちの子の飼い主さんはチョビたんの事をよく知っています。
曰く、「超そっくり!絶ーーっ対に兄弟だと思う!」と断言するほど。
その方が2月頃にチョビたんを見かけて(窓際でひなたぼっこ中~♪)
とってもとっても心配してくれたのです。「すごく痩せちゃったね~。。。」って。
今までの事、今の状況をお話ししたら
ご自分の行っている動物病院の事を紹介して下さいました。とっても親身だよ、って。。。
 
 
    *    *    *    *    *     *
 
 
[2006.2.10]通院21回目。
取りあえず貰っていた薬がなくなったのでチョビたんを連れていつもの病院に行く。
血液検査とエコー。
気が向いたのか久しぶりに病院で測った体重は3.86kg。(毎回は測ってくれない。)
今までも体重が徐々に減って来てます、と相談していたのに
4kgを切った今回になって慌てふためいているのを冷めた気持ちで見るわたし。
 
 
エコーの結果は肝臓(腫れ)、腎臓(いびつ?)、心臓(肥大)、
いずれもあまり良くないらしい。
不整脈も出ている、との事。
 
 
血液検査の結果は以下の通り。
TP→5.6(正常値5.4~7.8)
GOT→57(正常値8~33)
GPT→267(正常値11~50)
ALP→358(正常値 ~67)
TP(総タンパク)が低いのが気になる、との事。
食べる量がそんなに多くはない、決められた量食べているか微妙ですと伝えると
今度は食欲増進のお薬。(ステロイドがごく微量入ってます、との事。)
 
 
今までの経過の延長線上に今の状況があるというのに
今になって何を慌てふためいているだろう?不整脈が確認されたから?
何だかバカバカしくなっちゃった。。。

 
 
[2006.2.21]
先日チョビたんの兄弟猫さんの飼い主さんから教えてもらった病院へ
とりあえずわたしだけで相談に行く。(通院ノート持参で。)
こんなにじっくり聞いてくれるんだぁ~、と感激するほど良く話を聞いてくれる。
わたしの持って行ったノートなんてコピーまでされちゃった。
(そのノートを見ながらこれまでの事について詳しく説明を求められる。)
全部聞いた上で、わたしが今一番不安に思っている事は何か?
今後はチョビたんにどのようにしてあげたいのか?など物事を整理しやすく尋ねてくれる。
そして、まずは一度診てみないと。。。って事で(そりゃそうだ!)
「今日これから一度帰って連れて来れますか?」と。
ええっ?今から。。。ですか。(既に夕方であたりは薄暗くなって来てました。)
でもせっかくそう言ってくれてるのでそうする事に。
スクリーニング検査という事で
体重測定、触診、聴診、眼底検査、口の中の視診、
胸部レントゲン、腹部レントゲン、血液検査、尿検査。。。頑張れ、チョビたん!
結果は1週間後、との事。

 
[2006.2.27]
まずは前回の検査結果から。。。
 
血液検査結果。

検査項目 検査結果 参考正常値
赤血球容量(%) 32 32~45
白血球数(/μl) 12100 5500~19500
  好中球 8470 2500~12500
  リンパ球 3146 1500~7000
  単球 0 0~850
  好酸球 484 0~1500
赤血球数(10の4乗) 856 550~1000
GLU(血糖) 101 71~148
BUN(尿素窒素) 16.1 17.6~32.8
CRE(クレアチニン) 0.5 0.8~1.8
AST(肝酵素) 40 18~51
ALT(肝酵素) 175 22~84
ALP(アルカリフォスファターゼ) 189 38~165
T-BIL(ビリルビン) 0.1 0.1~0.4
TP(総タンパク) 5.5 5.7~7.8
ALB(アルブミン) 2.3 2.3~3.5
Ca(カルシウム) 8.6 8.8~11.9
P(リン) 4.9 2.6~6.0
T-CHO(コレステロール) 179 89~176
Na(ナトリウム) 151 147~156
K(カリウム) 3.8 3.4~4.6
Cl(クロライド) 116 107~120

*参考正常値は貰った検査表から転載。(病院によって結構違うんですね。)
*先生が問題だと思う箇所は赤字。


続いて尿検査の結果。

検査項目 検査結果
色調 黄色やや濁る
比重 1.018(正常値>1.040)
PH 6.5
タンパク (+)
尿糖 (−)
ケトン (−)
ビリルビン (−)
潜血 (+)
細胞 (−)
円柱 (−)
細菌 球菌(++++)



さらにエックス線検査の結果。
*胸部レントゲンによる心臓の異常は、大きさ、形ともに認められず。
 脊椎、心スコア7.8(正常値 7.5~8.5)
*腹部レントゲンでは第6~第7腰椎、第7~第1仙椎に骨の増成と脊間の狭小化を認める。
*同じく腹部レントゲン、右腎臓付近にミネラル像を認める。(消化管内かも?)→再検査。

先生の所見。(問題点リスト)
[1]削痩(痩せている)
[2]TP、ALBが低い
[3]ALT(GPTの事)が若干高い
[4]尿比重が低い
[5]尿中の細菌
[6]腰〜仙椎の老化現象(スポンジローシス)
[7]甲状腺ホルモンの心配→?(可能性は低いのでは?)
[8]心臓疾患の心配→?(同上)
 
気になるところは多々あるものの、まず一番の問題点はチョビたんが痩せている事、との
指摘に目から鱗が落ちる思いがしました。
そうだよね・・・、その通りだよ。
次にTP、ALBの数値が低い事から、栄養不良状態であり
その結果として痩せているのだろうと。
現在何を食べさせているのか尋ねられたので、
ウォルサムの腎臓サポートです、と答えたところ、その必要は無いとの事。
(腎臓処方食はタンパク質が低めに抑えられている→それよりももっと栄養を!)
ここ最近、チョビたんの食欲が落ちているのも、
食欲自体が落ちている訳ではなく、
処方食が美味しくないので食べたくないのだろうと。。。
 
えええーーっ!まさかそんな。
いっくら美味しくないとは言っても、
自分の身体が維持出来なくなるほど拒否するものかしらー?
いわゆるハンガーストライキってヤツですか?
いや、猫ってそういう動物なんですね。知らなかったよ。。。(泣)
という訳で、今日から晴れて好きなものを食べても良い、というお墨付きが~~。
 
 
尿の比重は確かに低めであり初期の腎不全と言えなくもないが
年をとればある程度は致し方ない事なのでそんなに気にする必要は無い。
それよりも心配なのが、尿中に細菌反応と潜血、タンパクも出ている事。
どこかで炎症が起きているのだろうとの事。
でも尿を採取した時に雑菌が混入した可能性もあるので
今日は膀胱から直接尿を取って再検査しますとの事。→膀胱穿刺
 
 
心臓に関しては特に異常なし。
肥大???って首を傾げられてしまいました。
聴診の結果、かすかに雑音が無くもないけど
6段階中で2ぐらいの感じですよ、と言われて安堵。
 
 
腰の骨に関しては、背骨と背骨の間の本来隙間が開いてるはずのところに
新しい骨が出来上がってしまっているらしい。
自然に見られる老化現象なのでこのまま経過を見て良いとの事。
「チョビたん本人に痛みはあるのでしょうか?」と聞くと
さほど感じてないと思いますよ、と言われて安心する。
 
 
そして、わたしの一番の心配事でもあった
甲状腺機能に関しては、チョビたんの様子から見ても、
また首の辺りを触ってみても特に異常がないので可能性としては低いと思う、と先生。
でも。。。
「こういう心配は心配のまま置いといても仕方ないので
チャッチャと調べちゃいます!」

おおおお~~、頼もしい~。なんて素敵な先生なんでしょう!
 
 
というわけで、本日の検査項目。
*血液のホルモン検査(甲状腺機能亢進症の確定診断)
*腹部レントゲンの再撮影(ミネラル像が腎臓のものかどうか確認の為)
*膀胱穿刺による尿の採取と細菌培養検査
*ついでに腹部エコー検査。
 
 
ホルモン検査は外注に出すという事で、なにやら量がたくさん必要らしい。
今日の採血はいつもみたいに後ろ足の内側ではなく、
前足の甲から採血。(初めて見ました。)
ちょこんとお座りしたチョビたん、
ワンちゃんの「お手!」の姿勢でおとなしーく採血される。
あまりのお利口さんっぷりに先生もビックリ。
「おとなしいねぇ~~!」とか「お利口だねぇ~~!」と
感嘆の声をあげられちょっと得意気な飼い主。(笑)
 
そして、膀胱穿刺というのも今回初体験。
エコーで膀胱を確認しながら極々細ーい針の付いた注射器を
皮膚の上から直接膀胱に刺し、中に貯まっている尿を採取すると言うモノ。
雑菌の混入する可能性がほぼゼロに近いと言うメリットがあります。
「とってもとっても細ーい針なので、全然痛くないんですよ~~。」と先生。
確かにチョビたん、全く痛がってる様子なし。
でも柔らか~いチョビたんの下腹部に針が突き立てられる様子は
どうしても恐くて直視出来ませんでした。怖かったよぅ・・・。
尿を取る前に、エコーで一通り内臓の状態もチェック。
肝臓:特に異常なし。綺麗なもんですよ、と先生。
腎臓:なんとなく影の様なものが見える。が腎臓自体の大きさ、形は異常なし
心臓:異常なし。心拍はやや速いかな?
 
 
あれれれれ~?あんなにかなり悪いとか言われてたのに特に異常なし??
なんだか拍子抜けするやら、安心するやらで力が抜けた~。
けど、よかったぁ~~、本当に!
なんとなく常に胸にのしかかっていた大きな重しがころりと取れた気がして
足取りも軽く家に帰ることができました♪
お薬ももう飲まなくても良いって。よかったね、チョビたん。(^_^)
今日の検査の結果と再診はまた1週間後。
(結果自体は3日後には電話で問い合わせることができました。)
 
 
 
*この頃の写真を使おうと思ったのですがさすがに記事が少なかったです。
 ので、写真なしです~。


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チョビたん、通院の記録[8] [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

すこしばかり間が開いてしまいましたが通院記の続きです。。。
前記事はこちら
通院記[1]はこちら

 
 
[2005.9.20]通院17回目。
(症状)1.2ヶ月ほど前から耳の部分の毛が薄くなって来た。ナゼ?
  お腹の調子は良い。他は特に変わらず。

血液検査の結果。(特記事項のみ以下に記述)
GOT→51
GPT→159
ALP→321
BUN→22.3(正常値)
CRE→0.6(正常値)
 
えーん、もう泣きたいよ。
何もかも良くなるどころかじりじりと悪くなってる気がする。
それでも治療方針に変わりはなし。
(耳の毛に関しては「老化ですねー。」との事。)
ほんとにこのままで良いの?間違ってないの?という不安に駆られる。
 
 
[2005.10.17]通院18回目。
(症状)体重がさらにじりじりと減少傾向?
   処方食にもやや飽きて来た模様。コウちゃんのご飯を食べたりしてる事も。。。
 
エコー検査のみ。
肝臓、腎臓は前回と比べて特に変化なし。
初めてエコーで心臓を見てもらうと、やや肥大して来ているとの事。
今までの肝臓の薬+心臓の薬?(タウリン粉末)を貰う。
わたしが心臓の事を気にして尋ねてから既に3ヶ月が経過。
だから言ったのに!何が夏バテじゃい!とまたしても憤慨。(でも言えない)
いっつも後手後手な感じなんだよなー、ここの病院。。。
それでも転院する踏ん切りがなかなか付かない。
 
 
[2005.11.1]通院19回目。
(症状)
朝から調子が悪そう。だるそうにしている。
食欲もあまりない。トイレにもあまり行っていない?
関節が痛いのか後ろ足を気にしている。
どうしたの?とさすってやると痛いのか小さな声でシャーッと威嚇するそぶり。
いつも寝ているテレビの上(50〜60cm)の場所に上がる事が出来ない。
 
慌てて病院へ連れて行く。
血液検査だけして「特に問題ないですよ」と言われる。
血液検査で異常がなければ正常なのか?
もっと他にやるべき事はないのか?
それでもまだここの病院に来てしまう自分が情けない。。。
一応血液検査の結果。
GOT→39
GPT→166
ALP→342
とりあえず薬の種類を増やしてみましょうとの事で
さらに薬を貰って帰宅。(チョビたん何種類薬を飲めば良いんだろうね。)
 
 

11月27日。またしても元気なくうずくまっている。
   いつものテレビの上にも上がれない。
    触ってみると耳が冷たい。
   後ろ足が小刻みに震えている。痙攣なの??
   前回の時と同様に、下半身に触ると嫌がって威嚇する。
   前回の事があるので行くだけムダだと思って病院には行かず様子を見る。
 
 
[2005.12.12]通院20回目。
(症状)最近目に見えて痩せて来た様な気がする。
   今までになく寒がっている感じ。痩せたせい?
  どこがどうと言う事はないけど何となく元気がない感じ。
  ご飯も食べるには食べてるけど以前ほどの食欲はないみたい。
   鶏のササミの茹でたものや牛薄切り肉を与えるとそれはガツガツ食べる。
 
血液検査の結果は特に変わりなし、GPTがやや減っているとの事。
(この時の検査表は手渡されず。渡し忘れたみたい。)
 
エコー検査はわたしやチョビたんの為にではなく
先生が確認したかっただけみたいで何の説明もして貰えず。
 
 
肝臓、腎臓、心臓、と次々に悪くなっていくチョビたん。
ずっと病院にかかって、薬漬けってくらい薬を飲んでるのに、です。
どんどん痩せて来て体力もがくっと落ちているみたいだし、
それなのになんの疑問も感じていない様子の先生が不思議でなりませんでした。
(何もかも、全て「もう、歳だからね~。」で済まそうとする。)
わたし自身もネット等で色々な症状と症例を調べたりして
これはもしかしたら甲状腺の病気なんじゃないか、と思っていました。
思ってはいたけれど、ど素人であるわたしが「そうなんじゃないか」と
診療内容に口を出すのが憚られていつか向こうからそう言ってくれるんじゃないか、
そう思ってじっと見守って来ました。
だけど、このままじゃヤバい!と思い、ついに意を決して
甲状腺の病気なんじゃないでしょうか?と尋ねました。
その時の先生の回答は以下の通り。
「あ~、最近はそういう風に仰ってる先生もいらっしゃいますよね~。
 でもまだよくわかっていない病気なんですよ~。
 もし仮にそうだとしても、手術しないと治らないし
 チョビちゃんの年齢を考えると手術はちょっと。。。ね。
 お薬を飲むって言っても副作用とかありますしね~。。。
 すごーく元気に走り回ったり、夜中に大きな声で鳴いたりします?
 (それはないです、と答えると)
 じゃあ違うと思いますよ~。」
 
 
・・・・・。
えーと、つまりまだ未知の病気だし治療法が無いから
仮にその病気だったとしても知らなくて良い、とそう仰る訳ですね?
走り回ったり吠えたりしなければ甲状腺の病気では有り得ないのですね?
(未知、というのも世間一般ではなく先生自身が無知なだけなのでは?)
違うと言うにしても、せめて甲状腺が本当に腫れていないのか
触診して確かめてからそう言って欲しかったのに。
もうダメだ。ここの病院では何も出来ないのだ。何もわからないのだ。。。
 
 
 
この後12月から1月にかけて同じ様な状態(軽い発作の様な)が何度か続きました。
わたしはもう、チョビたんがこのままどんどん衰えて死んでしまうんじゃないか、
もう2度と外をお散歩する日も来ないんじゃないか、
一緒に春を迎えられないんじゃないか、と
そんな事ばかり考えて不安と焦りに取り憑かれていました。
それでも何もしないよりはまし、と貰った薬だけは欠かさず飲ませていましたが。
この頃のチョビたんは今まで以上にわたしに甘え、
一時も離れていたくない!と言っている様にまとわりついて来ました。
こんなに異常なほど甘えて来るのは、一緒に居られる時間が
もうあまり残されていないからじゃないのか?と思うと切なくて悲しくて、
わたしの膝の上で丸まっているチョビたんの重みと体温が愛おしくて
「まだだよ、まだ早いよ。まだ行かないでよ、チョビたん。
 ずっとずっと、もっともっと一緒に居ようよ。」といつも語りかけていました。
 
 
 
ちなみにこの頃のチョビたん。
こんな風に寒さをしのいだり
 
こんな風だったり。
 
はうー、やっぱり可愛いな~~。


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チョビたん、通院の記録[7]〜だから言ったのに!(怒)〜 [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

[2005.4.8]通院14回目。
(症状)とりあえず元気はある。
  黄色い鼻水は出なくなった。時々透明なのがタラッと。
 
血液検査の結果。(特記事項のみ以下に記述)
GOT→32(正常値)
GPT→93
ALP→191
 
前回とほぼ同じ。高め安定。
抗生物質で下痢をした事を伝える。
とりあえず今は鼻の調子も治まっている様なので
新たに抗生物質は見送りましょう、との事。
前回の話し合いでは尿検査をしましょうという事になっていたと思うんだけど
忘れてるのか必要なしという判断なのか採血だけしておしまい。なんだかなぁ。。。

検査結果はあまり変動がないので
今後は2ヶ月に一度の血液検査で良いですよ、との事。
どこが悪いのか、何が原因なのかわからないまま
ただ様子を見るってどうなんだろう?と疑問を感じる。
 
 
[2005.6.3]通院15回目。
(症状)元気食欲は問題なし。やっぱりおしっこの量が増えたと確信する。
  鼻炎の調子はまずまず。
 
血液検査の結果。(特記事項のみ以下に記述)
GOT→31(正常値)
GPT→105
ALP→190
前回とほぼ同じ。高め安定中。
 
尿検査を強く主張してようやく検査にこぎつける。
尿検査の結果。
PH6
潜血(+)
糖(ー)
タンパク(±)
比重1.015(正常値1.04以上)

比重がやや軽く、なんと潜血、細菌反応有り。タンパクも陽性。
どこかで何かしらの炎症が起きている可能性が高い、との事。
ただそれがどこなのかはわからないらしいし、調べる術もないらしい。
そしてわたしが心配していた腎臓機能はやっぱり低下しつつあるとの事。
これは年齢的なものもあるでしょう、という見立て。
細菌反応の為、またしても抗生物質の出番。
前回2つの抗生剤以外のものを貰う。
2週間後、再検査に来て下さいとの事。
 
 
だから前から言ってたじゃん!なんでさっさと検査しないんだよっ!と
内心かなり憤っていたわたし。(でも言えない。)
病院への不信感はますます募っていくけど
なかなか踏ん切りが付かない。
病院を変えるとして一体どこに連れて行けば??
 
 
 
[2005.6.22]通院15回目。
(症状)チョビたんの様子は特に変化なし。
  新しい抗生剤(名称:ビクタス)はようやく身体に合っていた様で
  貰った分を全部飲み切る事が出来た♪
 
尿検査、エコー診断、ウイルス検査(猫エイズ、猫白血病、伝染性腹膜炎)
尿検査の結果、取りあえず細菌反応はなくなった。わーい。
超音波での画像診断では、腎臓の状態が前回(2004年9月)の時より悪くなっている。
肝臓も相変わらず腫れている、との事。(泣)
ウイルス検査の結果は、幸いにも全て陰性。それだけは本当に良かった。
体温がやや高めで39.3℃だった。
いつもの肝臓のお薬だけ貰って帰る。
 
 
思っていた以上に腎臓の状態が良くない、という事で
とりあえず今与えているサプリを一時止めてみる事にした。
 
 
その後の経過。
7月。相変わらず体温が高めと感じる。特に耳に触ると熱っぽい様な。。。
   時々鼻水(黄色)が出る。
 
8月。やっぱり体温高め感。
   夏場の日課、夜の散歩の途中で休んだりへたりこんだりするようになった。
   そのわりに毎晩散歩に連れて行けと言って鳴く。というか吠える?
   チョビたん自身の食欲は旺盛。微妙に軟便が続く。
   (軟便は後にFKWと腎臓サポートを与える様になったら普通の固さになった。)
   缶詰l/dがなくなったので病院にわたしだけが行って相談。
   スペシフィックのFKW(肝臓と腎臓にも留意した処方らしい。)を試しに購入。
   喜んで食べたので追加でネット購入。同時にウォルサムの腎臓サポートも購入。
   お水もよく飲んでおしっこもよく出す。
   足首の関節のフラフラは何となく治まっているが
   高いところ(冷蔵の上とか)に上がるのを失敗しているのを数回目撃。
 
 
[2005.8.22]通院16回目。
(症状)おおむね元気だが散歩中に疲れてしまう事が多い。
   歩こうとしないので仕方なく抱きかかえて帰って来る事も。
 
血液検査の結果。(特記事項のみ以下に記述)
GOT→42
GPT→154
ALP→258
BUN→30.6

これまでおおむね100前後で推移していたGPTが一気に急上昇。
とりあえず肝臓のお薬がまた1種類増やされる。
 
散歩中にへたり込んでしまう事、体重もちょっとずつ減って来ている事を相談。
心臓は大丈夫なんでしょうか?と尋ねると
「夏バテですねー。」とあっさり一蹴される。
肝臓の数値の上昇も暑さによるストレスでしょう、との事。
あるいは腎臓メインのフードの変えた事も影響しているかも?
(そのわりにはBUNも上昇してるんですが。。。)
精密検査をして欲しいとは思わないけど
せめて聴診器で胸の音を聞いてから結論を出して欲しかった。
いとも簡単に「夏バテですねー。」で済ませられた事に憤慨して帰る。(でも言えない)

ちなみにこの頃のチョビたん。
新しいハウスを開拓したり
 
アクロバティックな寝方を開発。
 

[チョビたんの食べていたもの]
(処方食)猫用 l/d 500g肝臓病用処方食ドライ(500g ¥920)
 
(処方食)猫用 l/d 156g肝臓病用処方食ウェット缶(156g ¥154)

(処方食)猫用 スペシフィック FKW 150g腎不全、うっ血性心不全、肝不全用処方食ウェット缶(150g ¥170)
 
【処方食】猫 WALTHAM(ウォルサム)腎臓サポート (トレイタイプ 100g)1個慢性腎不全、肝疾患用処方食ウェット(100g ¥140)

【処方食】猫 WALTHAM(ウォルサム)腎臓サポート[RENAL] 2kg慢性腎不全、肝疾患用処方食ドライ(2kg ¥2805)


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チョビたん、通院の記録[6]〜病院への不信感芽生える〜 [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

[2005.3.7]通院13回目。
(症状)元気と食欲は有り。鼻炎は相変わらず。おしっこも多い様な気が。。。
 
血液検査の結果。(特記事項のみ以下に記述。)
GOT→31
GPT→94
ALP→180
BUN→23.1(正常値)
CRE→0.7(正常値)

特に問題なしとの事。
えーと、わたしの目から見ると問題なしとは思えないんですが。。。
ずっと気になっていたALPの数値について尋ねる。
「一時的なストレス等で上がりやすいので、これくらいなら問題ないですよ。」との事。
時々高いとかなら納得いくけど毎回高い数値なのがわたしは気がかり。
先生は現状維持なら良いと思っている様子。
わたしは原因を特定して治るものなら治したいと思っている。
なんか噛み合わないな。。。

おしっこの量が多い様な気がすると伝える。
「血液検査の結果では問題ないですね。」と言われる。
うーん、腎機能って血液検査の結果でわかる頃には相当機能が低下してるって
以前に言われたんですが。ここの病院で。
今から出来る事が有るならやっておきたいんだけどなー、わたしは。
「じゃあ次の時にでも尿検査しましょうか。」と言われる。
なんで次なんだろ?今日でも良いんだけど。。。ま、次でもいっかと諦める。
 
鼻炎用に新しく別の種類の抗生剤と、目薬も貰う。
目薬は鼻の穴に入れて使うらしい。そんな風にも使うんだ〜、とびっくり。

 
その後のチョビたんの経過。
3月8日。
新しく貰った抗生剤を1回分(1/2錠)飲ませただけなのに
今まで見た事もない様な激しい下痢。泥水みたい。
薬は即刻中止して目薬(を点鼻)だけを続ける。
この後3週間ほど軟便が続く。
 
 
3月下旬。
鼻の調子はまあまあ。時々鼻しぶき(黄色)を飛ばすぐらいで
むせる事はほとんどない。ちょっと安心。

 
ちなみにこの頃のチョビたん。

こーんなことをしたり
 
立候補してみたり
 
元気に外をパトロールしたり

転がったり(笑)してましたー。


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チョビたん、通院の記録[5]〜抗生物質で体調崩す〜 [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

[2005.1.30]通院12回目。
(症状)特に変わりなく元気。くしゃみと鼻水は相変わらず。

血液検査の結果。

検査項目検査結果参考正常値考えられる疾患
RBC(赤血球数)9.245.0~10.0(x10の6乗)(増)脱水(少)貧血、溶血
WBC(白血球数)81006000~18000(増)炎症、感染症、白血病、腫瘍性疾患(少)ウイルス感染、骨髄疾患
Hb(ヘモグロビン)11.98~15(少)貧血
Ht(ヘマトクリット値)3730~45(増)脱水(少)貧血
TP(総蛋白)6.25.4~7.1(増)高蛋白血症、感染症、脱水、腫瘍、ショック(少)栄養不良、腎障害
GOT(肝酵素AST)288~33(増)肝障害、筋炎、溶血、心損傷または壊死
GPT(肝酵素ALT)9611~50(増)肝炎、肝壊死、肝腫瘍、ヒ素中毒
BUN(尿素窒素)17.813.1~29.5(増)腎障害、心不全、脱水、副腎皮質機能亢進(少)蛋白質欠乏、肝障害
CRE(クレアチニン)0.70.9~2.1(増)副腎皮質機能亢進、尿路閉塞、腎障害
ALP(アルカリフォスファターゼ)151~67(増)肝障害、副腎皮質機能亢進
GLU(血糖)9956~136(増)糖尿病、慢性膵炎、副腎皮質機能亢進(少)膵臓癌、飢餓、副腎皮質機能低下
TCHO(コレステロール)13853~164(増)ネフローゼ、高脂肪食、副腎機能亢進、胆管閉塞(少)低脂肪食、肝疾患、飢餓


 
血液検査の結果は微妙に数値が減っているがあまり変わらず。
このままの治療方針を継続。
鼻の不調を訴えたら抗生物質と消炎剤をくれた。。。
なんだか安易だなぁ。。。とやや不信感を覚える。
 
 
 
その後のチョビたんの経過。
1月31日。
朝からご飯を食べない。昨日の夜から与えた抗生物質のせい?
夜は少しは食べてくれたが今夜の分の投薬は出来ず。。。
 
2月1日。
多少は食べてくれるがあまり食欲がない様子。
処方食のl/dには口を付けないが、サイエンスダイエットのシニア缶は食べる。
鼻が詰まって息が苦しそう。スピースピーと音を立てている。(悲)
抗生物質を止めた方がいいのだろうか?→結局止めた。
鼻炎の原因はなんなんだろう?
肺とか心臓は異常ないのだろうか?
 
2月下旬。
一向に回復の兆しが見えないことにしびれを切らし
とりあえず自宅で出来る事を何かしようと思う。
色々調べてソリッドゴールドのサプリメントを与えてみようと購入。
SOD&プロポリス100g動物用*プロポリス&SOD
シーミール(海草粉末)62ml動物用*シーミール(海藻粉末)
ポーリンパワー(蜂蜜花粉)62ml動物用*ポーリンパワー(ミツバチ花粉)
スコーベイト(天然のビタミンC+ぶどう糖)120g動物用*スコーベイト(天然ビタミンCとブドウ糖)
サンゴールド(ユッカ粉末)62ml動物用*サンゴールド(ユッカ粉末)

缶詰に混ぜて与える。それなりに食べてくれる。
鼻は相変わらずグズグズ言ってる。
少しでも何かが改善されると良いなぁ。。。


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チョビたん、通院の記録[4]〜鼻炎も再発〜 [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

[2004.12.14]通院11回目。
(症状)元気、食欲はあるが、相変わらず鼻がずびずびしてる。

血液検査のみ。

検査項目検査結果参考正常値考えられる疾患
RBC(赤血球数)8.075.0~10.0(x10の6乗)(増)脱水(少)貧血、溶血
WBC(白血球数)106006000~18000(増)炎症、感染症、白血病、腫瘍性疾患(少)ウイルス感染、骨髄疾患
Hb(ヘモグロビン)11.38~15(少)貧血
Ht(ヘマトクリット値)3430~45(増)脱水(少)貧血
TP(総蛋白)6.45.4~7.1(増)高蛋白血症、感染症、脱水、腫瘍、ショック(少)栄養不良、腎障害
GOT(肝酵素AST)348~33(増)肝障害、筋炎、溶血、心損傷または壊死
GPT(肝酵素ALT)11311~50(増)肝炎、肝壊死、肝腫瘍、ヒ素中毒
BUN(尿素窒素)21.113.1~29.5(増)腎障害、心不全、脱水、副腎皮質機能亢進(少)蛋白質欠乏、肝障害
CRE(クレアチニン)0.70.9~2.1(増)副腎皮質機能亢進、尿路閉塞、腎障害
ALP(アルカリフォスファターゼ)150~67(増)肝障害、副腎皮質機能亢進
GLU(血糖)8356~136(増)糖尿病、慢性膵炎、副腎皮質機能亢進(少)膵臓癌、飢餓、副腎皮質機能低下
TCHO(コレステロール)15753~164(増)ネフローゼ、高脂肪食、副腎機能亢進、胆管閉塞(少)低脂肪食、肝疾患、飢餓
Ca(カルシウム)10.58.2~11.9(増)腎疾患、腫瘍性疾患、VD過剰症、高蛋白血症
Na(ナトリウム)155147~156(増)脱水(少)下痢、慢性腎機能障害、うっ血性心不全、嘔吐
K(カリウム)4.53.5~5.1(増)溶血、下痢、ショック、副腎機能・腎機能障害(少)摂取不足、排泄量の増加
Cl(クロライド)119117~123(増)脱水、副腎機能不全を伴う疾患(少)嘔吐、慢性腎疾患、利尿剤投与時


 
やや数値が上がっているものの
特に心配なし、との事。
 
 
 
年が明けて1月中旬、やっぱり鼻がぐずぐずしてくしゃみも多い。
自分の鼻水でむせる?咳き込む?
そして最近、おしっこの量がなんとなく増えて来た様な気がする。。。心配。


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