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チョビたんの経過(11月〜現在)と近況(動画) [ Lチョビたんてんかん日記]

 


2月14日朝撮影。
かなり退屈しているらしい。。。(;^_^A
 
 
****************************** 

 
11月3日、赤血球容積15%に下がりポケちゃんより輸血。
11月4日、胸水が溜まり軽い呼吸困難に陥り胸水抜去の緊急処置。
同時に貧血改善のため、免疫抑制剤プレドニンの投薬開始。
プレドニン5mg錠を1日2回、1回2錠でスタート。
胸水の貯留原因と考えられる頻脈(甲状腺機能亢進の症状の1つ)を改善するため
しばらく投薬を中止していた甲状腺薬メルカゾールの投薬を再開。
メルカゾール5mg錠を1日1回、1回1錠。
 
11月中旬、先生が色々と調べてくれた結果
メルカゾールの副作用として極稀に溶血性貧血の報告有り。
とりあえず一旦メルカゾールを中止して貧血の治療に重点を置く。
その後の血液検査結果、赤血球容積は下げ止まりジリジリと回復傾向。
胸水は定期的にエコー検査で確認、
日によって若干の増減はあるものの概ね現状維持。
11月下旬、プレドニン減薬。1日1回、1回2錠に減る。
 
チョビたん自身の体調はわりと好調。
食欲有り、排便排尿も自力で順調。
 
12月初旬、持病として持っていた膀胱炎の症状とみられる頻尿、血尿。
翌日通院後抗生剤の注射。自宅でも抗生剤の投薬スタート。
ビクタス半錠を1日1回。
症状はすぐに改善するも念のためしばらく抗生剤は続行。
(免疫抑制剤により免疫がやや落ちたか?)
翌週さらに別の抗生剤(セフェム系)もスタート。
プレドニンはさらに減薬していく方向で、1日1回、1回1錠に減る。
 
  
12月27日、夕刻チョビたんの首の後ろの部分にハゲを発見。
よく見ると毛がないだけでなく、そこにあるはずの皮膚もない。
皮膚の下の組織が剥き出しになってうっすらと血も滲んでいる。
が、チョビたん本人は全く気にしていない様子。(痛くないのか??)
あわてて通院。
所見では皮膚が裂けてしまっているとの事。
おそらく何か外的な力が加わった結果でしょうとの事。
自分でかきむしった形跡はないので、おそらくコウちゃんとじゃれていた拍子に
爪が刺さってそこが裂けてしまったのかも。
プレドニンの副作用として毛や皮膚にも影響が出る事があるので(強度が落ちたり?)
通常ならなんということはない程度の衝撃や傷でも皮膚が裂けてしまう可能性大。
緊急で縫合処置。幸い部分麻酔のみで処置終了。
プレドニンの投薬を中止する決定。
傷は2週間後(通常なら1週間後)に抜糸。
なんとか綺麗にくっ付いてくれてホッと安心。
このころ赤血球容積は20%台に回復。
 
1月定期的な血液検査とエコー検査を続行。
血液検査は特に問題なし。
腎臓の数値も低めで安定している。(これは甲状腺機能亢進の影響もある。)
赤血球容積も20%台の前半〜中盤あたり。
エコー検査、胸水は若干の増加傾向もチョビたん本人は特に苦しそうな様子もなし。
1月後半に入った辺りからなんとなく呼吸数の増加、
呼吸の度に胸の上下動が少し大きくなった様な気がする。
が、本人は特に呼吸がしづらい様な様子はなし。
引き続き慎重に様子を見る。
1月30日、夜の分の抗てんかん薬を飲ませようと思っていた矢先に
久しぶりのてんかん発作。(おそらく痙攣には至っていない)
てんかん発作により呼吸数が増え、少し口を開けて喘ぐ様な呼吸。やや苦しそう。
てんかん発作が治まると呼吸もそれなりに落ち着く。
発作以来、さらに注意深く呼吸の様子を観察。
10秒間の呼吸数約8回程度。特別早くはないが胸の上下動が気になる。
 
2月2日、通院。
先日の発作の事を伝達。
エコー検査、また少し水が増えている。
前回の通院時より明らかに肩で息をしている様子。
念のためエックス線検査。
結果はまだ肺の膨らむだけの余裕はあるがあまり水が溜まって苦しくなってからよりも
今のうちに抜いておいた方が良いでしょうとの判断。わたしも同意見。
夜、無事処置終了の連絡。気が気でなかったのでやっと安堵。
今回は210mlの水を抜去。(前回は350ml)
頻脈改善のため、試しに降圧剤(血管拡張剤)の投薬に踏み切る。
ベナゼプリル1/2錠、1日1回。

2月3日、足元が少しおぼつかない感じと食欲も若干落ちているかも??
それ以外は特別変わった様子はなし。
いつものハウスに入ってすやすやと寝ている姿を見るのが何より安心する。
 
2月7日
夕方軽いてんかん発作。痙攣はしていない。
発作後落ち着いてからすぐに薬を飲ます。
4時間ほど経ってから再度てんかん発作。
今度は全身が痙攣。10月に倒れて以来の大きな発作。
いちおう病院に連絡を入れ指示を仰ぐ。
もう一度てんかんの薬を飲ませて様子を見、
それでもまた発作が起きるようなら来院して処置をします、との事。
指示通り薬を飲ませるとその後は落ち着く。
10月の悪夢が繰り返されずに済みホッとする。
 
2月10日
夕方てんかん発作。全身が痙攣。
今そういう波が来てるのかな、と思う。
落ち着いたところでてんかんの薬を飲ます。
 
2月12日
通院日。
体重3.5kg弱、身体検査結果特に異常なし。
てんかんの発作が立て続けに起こった場合の指示を仰ぐ。
基本は来院して処置だが、もしもすぐに連絡がつかない場合を想定して
念のため、抗痙攣薬の座薬をもらう。お守り代わり。
チョビたんの状態は安定している様なので
特に変わりなければ2週間後ぐらいに再度診察。

 
 
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ちゃんとした文章にすると異様に長くなってしまいそうなので
箇条書きにしてあります。
 
チョビたんは抱えている病気も多く、なかなかベストな治療法が確立出来ないのが
なんとももどかしい事です。
例えば胸の水に関しても、恐らく甲状腺機能亢進症の為であるのはわかっているのに
そのお薬で再び貧血になるかもしれない、また腎機能にも悪影響を及ぼすかもしれない
という恐れがあってメルカゾールの再開には今の段階では踏み切れずにいます。
胸水の排出を促す利尿剤にしても、やはり腎臓への負担を考えるとそうそう気軽には使えず
かといって次第に甲状腺の症状が顕著になって来るチョビたんをただ見ているのは
とてもとてもやるせない思いでいます。
幸い2度目の胸水抜去後はお薬の効果もあるのでしょうけど
わりと呼吸も落ち着いています。
不思議なのは、10月の発作の嵐の後
人が(猫が?)変わった様に怒りっぽくなってしまったチョビたんが
先日、久しぶりの発作の後には少し穏やかな性格に戻っていたことです。
前回の発作でショートしてしまった脳の回線が
今回の発作で再接続でもしたのかしらん。。。などと
大変非科学的なことを考えてしまいました。
とはいえ、なるべくなら発作を起こさずに過ごせれば良いのですが。


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コメント 15

MORIHANA

ちょびたん、落ち着いているのですね。
良かった…。
これから春に向かって、さらに元気になりますように (ёvё)ノ
by MORIHANA (2008-02-20 10:45) 

soichiro

チョビたん、ごきげんさんで遊んでますね。
わたしもとても嬉しいです♪

投薬に関しては、なかなか折り合いをつけるのが難しそうですね。
先生とのコミュニケーションが密なのは、とてもいいことだと思います。
おそらく、いい先生なのでしょうね。
チョビたん、とらさん、tabbycatさんがんばってくださいね。
by soichiro (2008-02-20 10:54) 

そらまめ

動画を見せてもらってると、具合が悪いようには見えないので
安心しました。
胸水溜まったりすると水分補給の量が難しくないですか・・・?
わたしはマルチーズの介護のとき、とても悩みました。
多く飲ませると溜まるし、少ないと脱水になるし・・・
ちょびたん、このまま元気になってね。
by そらまめ (2008-02-20 11:01) 

ぴーすけ君

友達のワンちゃんがやっぱりテンカン持ちで
普段は元気なのにぃ・・・。
by ぴーすけ君 (2008-02-20 11:44) 

tabbycat

MORIHANAさん
いつもありがとうございます。
やはり日によって若干の好不調の波はありますが
概ね元気にしています。
春になってさらに元気になってくれることを
わたしも祈っています。

soichiroさん
いつもありがとうございます。
ここのところ、わりと気分が良さそうにしている事が多く
わたしも安心しています。
投薬に関しては、どちらかに重点をおくと他方が悪化するという感じで
何となく双方のバランスを見ながら治療すると言う感じです。
今は血管拡張剤が良い感じで働いてくれてるみたいで
ちょっと一安心と言ったところです。
主治医の先生は、わたしが積極的に治療方針に口を出したり
疑問点を質問しても嫌な顔ひとつせず、
丁寧に説明してくれたり、一緒に考えたりしてくれる本当に良い先生です。
どんな結果が待ってるにせよ、飼い主の納得のいく治療が受けられると言うのはとてもとても幸運な事ですよね。^^

そらまめさん
ありがとうございます。
体重が少なくてヨボヨボしている以外はわりと元気なんですよ。^^
胸水に関しては、口から飲んだ水分は基本的に胸には溜まらない、というのが先生の所見でした。
静脈からの点滴は慎重にせざるを得ませんが
飲み水に関しては飲みたいだけ飲ませてやっています。

ぴーすけ君さん
てんかんの現場を見るとやっぱりいたたまれない気持ちになりますよね。
でもものは考え様で、てんかんの発作はほんの1分程度。。。
たくさんある時間のうち、
ほんの瞬間的なものと思えばそんなに悲観的にならずに済んでます。^^
by tabbycat (2008-02-20 12:07) 

チョビちゃんの体調を思うと、気が気じゃないでしょう。
お気持ち、お察しします。

チョビちゃん、がんばって!!
そんな言葉しか見つかりません、、、

でも、必ず、春はきますよ!
by (2008-02-20 12:56) 

猫屋福助(株)

遊んでいるチョビ氏を見てほっとしました。
スプレィ攻撃くらいで参ってはいけませんね。
tabbycatさんの献身的な姿勢には感動です。
by 猫屋福助(株) (2008-02-20 13:04) 

MARI

ちょびたんの体調が落ち着いているようでよかったです。
楽しそうに遊んでいるし。(^-^)
tabbycatさんが、チョビだんやとらちゃんのことを一生懸命
考えている姿には、こちらが逆に励まされているような
気持ちになります。
by MARI (2008-02-20 14:37) 

Rae

ちょびたん、ボールで前足ちょいちょいして楽しそうですね。
元気そうな様子でほっとしましたよ(^^)
by Rae (2008-02-20 15:03) 

unitaro

この病気にはこのお薬が良い、この症状にはこのお薬が良い、と
わかっていても別の病気や症状には悪影響があるかもしれないな
んてもどかしいですね・・・。
それでもチョビたんの体にあまり負担がかからないように配慮して
いるtabbycatさんには本当に頭が下がります。
チョビたんの動画もありがとうございます~。
by unitaro (2008-02-20 19:34) 

大変ながらも落ち着いている感じで、微妙ですけどホッとしてます。
最近、日も伸びて、春っぽくなってきてますよねっ!
チョビちゃんの容態も春に向けて少しでも軽く、楽になることを祈ってますっ
頑張れ、チョビちゃんっ!!
でも、ボール遊びは楽しそうねっ(笑)
by (2008-02-20 21:15) 

MIYABI

励ましコメントありがとうございますtabbycatさん。
チョビたんも頑張っている・・・
エッ君も家族みんなと一緒に頑張っています!
が、本日違う病院へ入院をさせ
エッ君に一番あう治療法方を
先生に考えていただく事にしました。
甲状腺機能亢進症の薬で症状を和らげる事はできますが
飲み続けると「肝臓に影響が出るかも知れない」と言う事で。
今日は病院で出た離乳食を少しですが自分から食べたそうで
早く元気に帰ってくる日を楽しみにしてます!
by MIYABI (2008-02-20 23:28) 

tabbycat

寝子公爵さん
応援ありがとうございます!
一番具合の悪かったときから思えば
今はだいぶ元気になってくれたんですよ。^^
ご老体ですから好不調の波はありますが
なるべく平穏に気分良く過ごしてくれれば、と願っています。

猫屋福助(株)さん
ご心配頂きありがとうございます。
今の調子が出来るだけ長く続いてくれれば良いなぁと思っています。
スプレィ攻撃、あの攻撃力の凄まじさはわたしも良く知っておりますとも!
特に精神攻撃の威力の強さったら。。。(涙)
うちも最初は無差別テロの如き有様だったのですが
和平交渉の結果、定位置でのみのスプレィで落ち着きました。

MARIさん
ご無沙汰してしまっております〜。
チョビたん最近はさすがにちょっと退屈し始めたらしくて
他の部屋にテクテクと歩いて出て行ってしまったりコウちゃんにちょっかいを出したりしています。^^

以前亡くしてしまった子の時には何一つしてあげる事も出来ず、後に残ったのは後悔と懺悔の気持ちばかりだったことがありました。
もう2度とあんな思いはしたくない、というのが本音なのかもしれないです。。。

Raeさん
ありがとうございます〜。
おもちゃで遊べる様になるなんて思っても居なかったので本当に嬉しいです。

unitaroさん
そうなんですよ、本当にもどかしいです。。。
でも生き物の身体って機械と違って複雑に色んな事が影響しあって健康を維持しているんだなぁ。。。と改めて感心してしまったりもします。
チョビたんの動画、喜んで頂けたなら嬉しいです♪

空さん
ご心配頂きありがとうございます。
以前と同じ様にすっかり元気、というわけには行きませんが
とりあえず痛いとか苦しいとか気分が悪いとかを感じずに過ごせるだけで感謝感謝という感じです。
わたしもチョビたんの為にしてあげることがあるってことが幸せに思っていますよ。^^

MIYABIさん
なんか色々言ってしまってお気を悪くされたらどうしよう、と思っていました。
同じ病気で苦しんでいるエッ君をどうしても素通り出来なくて。。。不快な思いをさせてしまっていたらごめんなさいです。
 
ただ甲状腺機能亢進症の場合、肝酵素の値は概ね高くなるそうですがそれは甲状腺機能が亢進しているため、というのがチョビたんの先生の見解です。(実際には肝疾患でなくても)
実際チョビたんも投薬治療を開始したらあっという間に正常値に戻りましたよ、と言う事は報告しておきますね。^^
それぞれにベストな方法は違って当然だと思いますが、エッ君にとって一番よい治療が受けられます様に。

yokopuさん、nimamaさん、nice!ありがとうございます。
by tabbycat (2008-02-21 17:27) 

ゆう

ずーっと思っていたのですが、tabbycatさんが通われている病院の
先生は、本当に頼りになる先生ですね!!
病気と闘うには、本人の頑張りも必要ですけど、
それをサポートする周りの人たちのゆるぎないつながりも
大切ですものね!!
こんなつよい絆ができているのだから、チョビたんも期待に応えてくれると
信じてます!
by ゆう (2008-02-22 11:20) 

tabbycat

ゆうさん
以前通っていた病院ではまったく話がかみ合わずもどかしい思いをしてばかりだったことから考えると、今は本当にめぐまれた環境にあるとわたしも思っています。
自分なりに調べたことをもとにこういう治療法はどうですか?とか
こういうお薬は使えますか?とか質問しても全然嫌そうな顔もせず
出来ない場合はなぜ出来ないか丁寧に説明してくれたり
あるいはわたしの提案に沿った方向で治療が進められたり
わたしは素人ではあるけれども、チョビたんと先生と一緒に頑張っているんだと感じることが出来ます。
これってある意味当然の事なんだけれど、
実際にこういう状況に身を置けるってとてもラッキーなことです。
どんなに先端医療がそろっていたとしても、
飼い主さんと先生との間に信頼関係が築けなければ
そこはその人にとっては良い病院ではないのでしょうからね。
by tabbycat (2008-02-29 21:24) 

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