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10月31日〜11月2日 [ Lチョビたんてんかん日記]

10月31日
今日も引き続き日中は点滴治療。
チョビたんの様子は特に変わりはないけれど
ばったりと横になっている時間が少なくなりました。
伏せの体勢と言うか、
スフィンクスみたいな格好で過ごしている事が多い様に見えました。
看護士さんはチョビたんが元気になって来た証拠、と喜んで下さいましたが
わたしは本当にそうだろうか?と一抹の不安を覚えました。
なぜなら、チョビたんは眠そうにしていても横になろうとせず
スフィンクスの格好で頭だけこっくりこっくりと船を漕いでいるのを
前の夜に見ていたからです。
眠いなら横になれば??と横になるように促しても
チョビたんはその姿勢のまま夜を過ごしていた様でした。
どこか調子でも悪いんじゃ?息が苦しいのでは??
ここ数日チョビたんは鼻もグズグズしており、
時々片方の鼻の穴が鼻クソで完全に塞がったりもしていたのでちょっと心配でした。
 
夜帰宅後、うんちをしたチョビたんですが
最初は普通の硬さだったものがだんだんと軟便になり
最終的には泥状の便になってしまいました。
ひどい下痢です。
本人もキレが悪くて気持ち悪いのか、あっちこっちに這い回っては
その場でちょっと漏らしたりするので
あたり一面がチョビたんのちびりうんこまみれ、という
悲惨な状況になりました。ペットシーツを敷きつめてあって良かった。。。
とりあえず出るだけ出したら落ち着いたのか
夜中はわりと落ち着いていてくれました。
 
この日もたぶん病院で血液検査は受けたと思うのですが
どうやら検査表を貰い忘れたか、わたしが紛失してしまったらしいです。。。
 
 
11月1日
今日も日中は点滴治療のため病院へ。
下痢の事、鼻水鼻づまりの事もいちおう相談しました。
今日の血液検査の結果、
赤血球容積が17.4%に急落。
その他の結果は
白血球数26500
BUN76.4
CRE2.3
AST40
ALT41
腎臓、肝臓の数値に関しては良い傾向が見られるけれど
貧血が急激に進んでいました。
ここまで急激に数値が下がる事は通常あまりない事だそうで
原因の追及も気になるところですが
差し当たってこれ以上下がって15%を切ったら輸血を考えなければいけません、と先生。
血液を提供してくれる子はいますか?と聞かれ
一番若く、一番健康に問題のないポケちゃんを候補に答えました。
このペースだと今週の土曜(3日)あたりが輸血、という事になりそうです、と先生。
明日もう一度検査して、それで決定しましょうと言う事になりました。

それから今日は、病院のケージの中でも下痢うんちをしてしまったらしく
いつもチョビたんと一緒に預けてあった毛布がうんこまみれで返却されました。
下痢の原因として考えられるのは今食べているa/d缶でしょう、と先生。
a/d缶は少量でもカロリーが摂取出来る様に油脂が多めの処方になっている為
お腹がユルくなりやすいのだとか。
本当は普通のご飯が食べられると良いのですが。。。と言われ
何とか色々試してみます、とわたし。
いちおうお腹に優しい栄養補給用の処方食として
ウォルサムの高栄養・免疫サポートという粉ミルクの様なものを1つ頂きました。
あとは近所のスーパーでとりあえずチョビたんが食べられそうな缶詰(ペースト状のもの)を
いくつか調達しました。
せっかく生きるか死ぬか、というところから回復して来たのに
今度は貧血に下痢だなんて。。。目の前がどんよりと暗くなって行く様な気がしました。
でもクヨクヨしてたって仕方ないし。
取りあえずチョビたんに食べてもらって栄養を付けてあげれば
貧血もそのうち改善されて行くんじゃないかしら?
早速買って来た「モン○チビーフ缶」をパッカンと開けました。
???なんじゃ?この色は??
超久々に購入したそれは不自然に鮮やかなピンク色をしており
明らかに着色料を使用しているのが見て取れました。
なんか身体に悪そうな色なのでチョビたんに与えるのを躊躇しつつも
目の前に差し出してみるとあっさり無視&却下されて
なんだかホッとした様な残念な様なフクザツな気持ち。。。
次に開けた「日本猫ビーフ缶」は普通の色だしニオイもまずまずだし、で
お皿に入れてあげてみるとチョビたん食べてくれました!
よーし!その調子だ、と嬉しくなって
病院で貰った粉ミルク状のものも少量のお湯に溶いてあげてみたら
これも気に入った様でピチャピチャと良い音をさせて飲んでくれました。
この調子、この調子。
なんとか栄養を付けて元気になって欲しいと心から願いました。
 
 
11月2日
今日も日中の点滴治療。
昨日に引き続き血液検査の結果、

赤血球容積、ついに15%になってしまいました。
これまでの経緯から覚悟はしていましたが、とうとう来たか。。。
先生からは貧血についての説明が続きます。
貧血の原因には3つしかないこと。
1つは血が作られていない。1つは作られているけれどどんどん壊されている(溶血)。
もう1つはどこかから漏れている(出血)。
チョビたんの場合、どこからも出血はないので
作られていないか壊されているかのどちらかだそうです。
血がきちんと作られているかどうかの精密検査には骨髄を採取して調べる必要があるそうですが全身麻酔下になる為、今のチョビたんでは現実的でない事。
顕微鏡でチョビたんの血球を見た感じでは、作っている形跡はある事。
となると、作ったそばからどんどん破壊されていると見るのが妥当だろうと言う事。
チョビたんの様に薬物治療などを続けているとその成分が赤血球の表面に取り付き、
その状態の赤血球を自分の免疫細胞が異物とみなして攻撃してしまう可能性がある事。
なのでこれまでガンガン打っていた抗生剤をしばらくお休みしてみようと言う事。
幸い肝臓の数値も落ち着いている事ですし、と先生。
 
引き続き、明日の輸血に関する説明もありました。
まず明日、ドナーであるポケちゃんの血液を少量採取し検査します。
一般的な血液検査でポケちゃん自身に健康的な問題が無いか、と
あとはクロスマッチテストと呼ばれる検査を行います。
かいつまんで説明すると、チョビたんの血液にポケちゃんの血液を混ぜても
抗体が出来ないかどうかを調べる検査らしいです。
その結果大丈夫、と言う事になるといよいよポケちゃんから採血するわけですが
単なる血液検査のときの採血と違い、30〜40cc程度抜かなくてはいけないので
途中で暴れない様軽い麻酔をかけるそうです。
チョビたんの為に仕方の無い事とは言え、
全くの健康体のポケちゃんに麻酔と採血と言う負担を強いる事に心苦しさを覚えました。
いつもあまり構ってあげれていないのに、こんな時だけ頼るなんてな。。。と
ポケちゃんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


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コメント 4

くみみん

こんばんは。
チョビたんさん、貧血がそんなに悪い状態だったんですか。
私の友だちの行っている病院では輸血用の猫ちゃんがいて先生にとってもかわいがられているそうです。いざという時のためだそうですが…。
ポケちゃんもtabbycatさんのこともチョビたんさんのこともわかっていると思うからがんばってくれると思います。
みんな、がんばってね!!
by くみみん (2007-12-13 18:20) 

tabbycat

kumiminさん
いつもご心配&応援ありがとうございます。
うちのように多頭飼いで無い場合は
病院スタッフの飼い猫さんなどに献血をお願いする事になるそうですよ。
チョビたんは幸い、今のところ第2回目の輸血は受けずに済んでいます。
by tabbycat (2007-12-13 18:29) 

Rae

チョビたん、がんばって!!ボケちゃんも、がんばってね!!!
貧血治療も、チョビたんもボケちゃんもtabbycatさんも大変でしょうが陰ながら応援してます。
by Rae (2007-12-15 18:28) 

tabbycat

Raeさん
いつもありがとうございます!
最近は輸血を受けなくて済むぎりぎりのところで
なんとか踏みとどまっています。
by tabbycat (2007-12-15 18:52) 

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