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チョビたん、通院の記録[8] [ Lチョビたん通院記(甲状腺編)]

すこしばかり間が開いてしまいましたが通院記の続きです。。。
前記事はこちら
通院記[1]はこちら

 
 
[2005.9.20]通院17回目。
(症状)1.2ヶ月ほど前から耳の部分の毛が薄くなって来た。ナゼ?
  お腹の調子は良い。他は特に変わらず。

血液検査の結果。(特記事項のみ以下に記述)
GOT→51
GPT→159
ALP→321
BUN→22.3(正常値)
CRE→0.6(正常値)
 
えーん、もう泣きたいよ。
何もかも良くなるどころかじりじりと悪くなってる気がする。
それでも治療方針に変わりはなし。
(耳の毛に関しては「老化ですねー。」との事。)
ほんとにこのままで良いの?間違ってないの?という不安に駆られる。
 
 
[2005.10.17]通院18回目。
(症状)体重がさらにじりじりと減少傾向?
   処方食にもやや飽きて来た模様。コウちゃんのご飯を食べたりしてる事も。。。
 
エコー検査のみ。
肝臓、腎臓は前回と比べて特に変化なし。
初めてエコーで心臓を見てもらうと、やや肥大して来ているとの事。
今までの肝臓の薬+心臓の薬?(タウリン粉末)を貰う。
わたしが心臓の事を気にして尋ねてから既に3ヶ月が経過。
だから言ったのに!何が夏バテじゃい!とまたしても憤慨。(でも言えない)
いっつも後手後手な感じなんだよなー、ここの病院。。。
それでも転院する踏ん切りがなかなか付かない。
 
 
[2005.11.1]通院19回目。
(症状)
朝から調子が悪そう。だるそうにしている。
食欲もあまりない。トイレにもあまり行っていない?
関節が痛いのか後ろ足を気にしている。
どうしたの?とさすってやると痛いのか小さな声でシャーッと威嚇するそぶり。
いつも寝ているテレビの上(50〜60cm)の場所に上がる事が出来ない。
 
慌てて病院へ連れて行く。
血液検査だけして「特に問題ないですよ」と言われる。
血液検査で異常がなければ正常なのか?
もっと他にやるべき事はないのか?
それでもまだここの病院に来てしまう自分が情けない。。。
一応血液検査の結果。
GOT→39
GPT→166
ALP→342
とりあえず薬の種類を増やしてみましょうとの事で
さらに薬を貰って帰宅。(チョビたん何種類薬を飲めば良いんだろうね。)
 
 

11月27日。またしても元気なくうずくまっている。
   いつものテレビの上にも上がれない。
    触ってみると耳が冷たい。
   後ろ足が小刻みに震えている。痙攣なの??
   前回の時と同様に、下半身に触ると嫌がって威嚇する。
   前回の事があるので行くだけムダだと思って病院には行かず様子を見る。
 
 
[2005.12.12]通院20回目。
(症状)最近目に見えて痩せて来た様な気がする。
   今までになく寒がっている感じ。痩せたせい?
  どこがどうと言う事はないけど何となく元気がない感じ。
  ご飯も食べるには食べてるけど以前ほどの食欲はないみたい。
   鶏のササミの茹でたものや牛薄切り肉を与えるとそれはガツガツ食べる。
 
血液検査の結果は特に変わりなし、GPTがやや減っているとの事。
(この時の検査表は手渡されず。渡し忘れたみたい。)
 
エコー検査はわたしやチョビたんの為にではなく
先生が確認したかっただけみたいで何の説明もして貰えず。
 
 
肝臓、腎臓、心臓、と次々に悪くなっていくチョビたん。
ずっと病院にかかって、薬漬けってくらい薬を飲んでるのに、です。
どんどん痩せて来て体力もがくっと落ちているみたいだし、
それなのになんの疑問も感じていない様子の先生が不思議でなりませんでした。
(何もかも、全て「もう、歳だからね~。」で済まそうとする。)
わたし自身もネット等で色々な症状と症例を調べたりして
これはもしかしたら甲状腺の病気なんじゃないか、と思っていました。
思ってはいたけれど、ど素人であるわたしが「そうなんじゃないか」と
診療内容に口を出すのが憚られていつか向こうからそう言ってくれるんじゃないか、
そう思ってじっと見守って来ました。
だけど、このままじゃヤバい!と思い、ついに意を決して
甲状腺の病気なんじゃないでしょうか?と尋ねました。
その時の先生の回答は以下の通り。
「あ~、最近はそういう風に仰ってる先生もいらっしゃいますよね~。
 でもまだよくわかっていない病気なんですよ~。
 もし仮にそうだとしても、手術しないと治らないし
 チョビちゃんの年齢を考えると手術はちょっと。。。ね。
 お薬を飲むって言っても副作用とかありますしね~。。。
 すごーく元気に走り回ったり、夜中に大きな声で鳴いたりします?
 (それはないです、と答えると)
 じゃあ違うと思いますよ~。」
 
 
・・・・・。
えーと、つまりまだ未知の病気だし治療法が無いから
仮にその病気だったとしても知らなくて良い、とそう仰る訳ですね?
走り回ったり吠えたりしなければ甲状腺の病気では有り得ないのですね?
(未知、というのも世間一般ではなく先生自身が無知なだけなのでは?)
違うと言うにしても、せめて甲状腺が本当に腫れていないのか
触診して確かめてからそう言って欲しかったのに。
もうダメだ。ここの病院では何も出来ないのだ。何もわからないのだ。。。
 
 
 
この後12月から1月にかけて同じ様な状態(軽い発作の様な)が何度か続きました。
わたしはもう、チョビたんがこのままどんどん衰えて死んでしまうんじゃないか、
もう2度と外をお散歩する日も来ないんじゃないか、
一緒に春を迎えられないんじゃないか、と
そんな事ばかり考えて不安と焦りに取り憑かれていました。
それでも何もしないよりはまし、と貰った薬だけは欠かさず飲ませていましたが。
この頃のチョビたんは今まで以上にわたしに甘え、
一時も離れていたくない!と言っている様にまとわりついて来ました。
こんなに異常なほど甘えて来るのは、一緒に居られる時間が
もうあまり残されていないからじゃないのか?と思うと切なくて悲しくて、
わたしの膝の上で丸まっているチョビたんの重みと体温が愛おしくて
「まだだよ、まだ早いよ。まだ行かないでよ、チョビたん。
 ずっとずっと、もっともっと一緒に居ようよ。」といつも語りかけていました。
 
 
 
ちなみにこの頃のチョビたん。
こんな風に寒さをしのいだり
 
こんな風だったり。
 
はうー、やっぱり可愛いな~~。


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コメント 19

yokopu

あのペアルックも、チョビロールも、
そんなつらい時期の写真だったのね・・・。
チョビたんも、不安だらけだったのね。
医者には「チキショーッ!」って思います。
by yokopu (2006-06-01 09:23) 

tabbycat

yokopuさん♪
昨日まで出来ていた事が今日は出来ないって事が
あんなに切ないものだとは思いませんでした。
年をとるってこういう事なのかな、って半ば諦めの気持ちもあって。。。
チョビたん自身は決して元気がなかった訳ではなくて
ただ日々衰えていくのが目についてわたしが辛くなっちゃったのです。
今思えば、チョビたんはそんなわたしを励ましてくれようと
側にいてくれたのかもしれないですね。
獣医さんは動物好きで良い人ではあったのですが
それだけでは医師は務まりませんね。。。

猫ふみふみさん、nice!ありがとうです。(^_^)
by tabbycat (2006-06-01 10:54) 

ゆう

一枚目の写真のチョビたんは、やっぱりちょっとやせて見ますね。
tabbycatさんとのペアルックで着ていたピンクの・・・。温まってたんですね~。
チョビロールもみんなに大人気だったのに、その影には、そんなことがあったんですね。
病院で、意思の疎通ができる、できないって、大切ですよね。口がきけない動物のかわりに、こちらが伝えないといけないですものね。
私もたまに、自分の言いたいことがうまく伝えられずに、先生とトンチンカンな会話をしたことがあります。
自分のトンチンカンぶりに、がっくりしたことありますよ。
by ゆう (2006-06-01 14:03) 

tabbycat

ゆうさん♪
でしょ?ほんっとにスリムになってしまって。。。
でも元からこういう体型の子もいるから
あんまりみんなにはバレなかったみたい。。。(;^_^A
前の病院のスタンスは、なるべく”自然”に。
どこか悪くなったらその時対処すれば良い、って感じで
元気な時からの健康診断とか血液検査とかには消極的な病院でした。
血を抜くのが可哀想だって。。。
だからいくらわたしが一生懸命になっても噛み合わないはずですよね。
幸い、今行ってる病院はそう言う点でもわたしと考えが一致しているので
ほんとに転院して良かったと思ってます。(^_^)
ゆうさんのトンチンカンな会話の内容、聞きたかったな〜。(笑)
by tabbycat (2006-06-01 18:03) 

unitaro

現在は病院を変えてチョビたんの調子も良いとわかっていますが今回の
通院記録とってもやきもきしましたよ!
>こんなに異常なほど甘えて来るのは、一緒に居られる時間が
もうあまり残されていないからじゃないのか?
ここの部分で私の目になにやらじんわりとにじんでくるものが・・・。
by unitaro (2006-06-01 20:56) 

てんた

転院の決意をしたtabbycatさんにniceです。
やっぱり「年だからね~」で済ましてほしくはないですね。
チョビたんは、tabbycatさんのおうちの子で、
本当に幸せだと思いました。
チョビたん、まーだまだ、元気でがんばってくださいよぉー(^0^)ノ
by てんた (2006-06-01 21:23) 

tabbycat

unitaroさん♪
もうねー、毎日お風呂の中でくよくよしてましたよー。
(夜になるとブルーになるtabbycat・・・)
理由がわからないのって一番嫌なんですよね~。
今はそんなことがあったなんて嘘みたいな元気っぷりですよー!
(小声で)実は元気すぎて母共々閉口してたりしてー。(笑)

てんたさん♪
そりゃあもう若くはないってことは言われなくてもわかってますけど
体の不調が全て年のせいって・・・。(泣)
わたしもチョビたんみたいな素直で良い子が
うちを選んでくれて本当に幸せですよ♪
>チョビたん、まーだまだ、元気でがんばってくださいよぉー(^0^)ノ
ありがとうですぅ~。
今の調子だと20歳も目指せるかな~。(^_^)
by tabbycat (2006-06-01 23:31) 

nyatsu-go

チャウが最初の頃にかかりつけてたお医者様が似たような方で
危うく手遅れになるところで転院して助かりました。
お医者様の言い分も分からなくないけど、飼い主さんの意見を聞いてくれないのは困りますよね。
転院先のお医者様と意見が合うようで、ホントに良かったです!
チョビたん、う~んと長生きしてくださいね☆
by nyatsu-go (2006-06-01 23:55) 

nimama

チョビたん、ホント可愛い♪
いつも拝見してて、tabbycatさんのお気持ち、チョビたんへの思いも、チョビたんの気持ちもホント良くわかります(実感って感じ)。チョビたんも不安だったんだよね。

病院選び大切ですよね。先代ニャンの時ももう何年も経つけど、未だに病院については色々と思うことがあります。
でも、今はいい先生にも出会えて、体調も(体重も)順調なようだし良かったです。
家のミー君もチョビたん似でスリムなほうだけど、チョビたんの方が体重多いのね~(笑) ミー君、4.6k・・・頭の(中味)分少ないかもね(>_<)
チョビたん、これからも元気で頑張ってね。ママにいっぱいアマアマしてね(^_^)
by nimama (2006-06-02 10:36) 

tabbycat

タマさん♪
まあ、チャウさんもそんなことがあったのですか〜。
本当にあのまま前の病院に通い続けていたら今頃は
どうなっちゃってたんだろう?と思うとゾッとします。
転院先の先生はペットの身体の事をトータルで考えてくれる人なので
例えば、ここにも疾患があるけどその治療をする事で
こういうリスクもあるから敢えて治療はしません、とか
会話の途中によくクオリティオブライフという単語が出て来る様な方です。
> チョビたん、う~んと長生きしてくださいね☆
ありがとうございます。(^_^)
今の元気っぷりを見てると、まだまだ長生きしそうですよ〜。

nimamaさん♪
>チョビたん、ホント可愛い♪
ありがとうございますぅ。わたしもミー君のやんちゃなお顔大好き♥
そうなんです、たぶんわたしの不安な気持ちがチョビたんにも伝わって
余計に状態が悪化していた様な気もするのです。
転院後の事はこの次の記事で詳しく書きますが、
原因と対策が分かってわたしの気持ちがすっかり晴れやかになった途端に
チョビたんもすっかり元気に〜〜。
(もちろん適切な治療が開始されたのもあるんですけど。)
ミー君もかなりスリムな猫さんですよね。(^_^)
チョビたんは5kgぐらいがベスト体重じゃないか、って
先生も言ってくれてるのでまだまだ増やすぞっと。(笑)

チビちんも耳血腫の方はなんとか落ち着いた様で良かったです。
あとは外耳炎ですね。早く良くなるようわたしも願っています。
by tabbycat (2006-06-02 11:25) 

ゆう

再登場^^
リクエストにお答えして、トンチンカンな会話。
おマタのあたりに湿疹ができて診察してもらいにいったんです。

先生「ダニ、ノミの予防薬(フロントライン)はつけましたか?」
私:「はい。でも、先生、ウィンディーおねしょするんです。朝おきたら、寝ていたところと、おなかがぬれているんです(夏場だったので玄関タイルで寝てたの)
なので、毎回おなかやマタ周りを洗うんです」
先生:「え?フロントラインを塗布しておねしょする、という症例はきいたことがないな~」

うーちん、初めてのフロンラインのときで、そのときのフロントラインは、塗布したあとしばらくはお風呂に入れないでください、っていうやつだったから、フロントラインしたあとに、おねしょで部分的に水洗いしちゃうから、効果が薄れているのかどうかききたかったの。
でも先生はフロントラインを塗布したからおねしょした、と私が聞いていると思っていたみたい(笑)
by ゆう (2006-06-02 12:11) 

tabbycat

ゆうさん、わーい☆待ってました〜。(笑)
あっはは〜、それはゆうさんがトンチンカンだったんじゃなくて
獣医さんがトンチンカンですよねー。
フロントライン→おねしょ、なんて普通思いつかないよー。(笑)
楽しい再コメントありがとでしたぁ〜♪(^_^)
by tabbycat (2006-06-02 18:44) 

くみみん

こんばんは。猫さんは人間の言葉をしゃべらないからお医者さんは通訳してくれるぐらいの気持ちで診察して欲しいのにね。
チョビたんさん、えりまきかわいいけれど、そんな体だったのね!かわいそうに…(;_;)
by くみみん (2006-06-02 22:23) 

MARI

tabbycatさんもチョビたんも辛い時期だったのに、
楽しい話題を提供してくださっていたのかと思うと、
それが切なくなってしまいます。
不安で心配でお医者さんに看てもらいに行っているのだから、
頼りたい!という時にはがっちり受け止めてくれる、そんな先生が
やっぱり理想です。
by MARI (2006-06-03 00:51) 

tabbycat

kumiminさん♪
そうですよね。
飼い主が気付かないような事にも気付いて欲しいぐらいなのに。
今となってはこの頃の事が嘘のような元気っぷりですよ♪

MARIさん♪
自分も不安で押しつぶされそうだったので
他の方から「可哀想」とか「心配です」とか言われると
余計に気持ちが落ちてしまいそうだったので
なるべくいつも通り、楽しい話題を心がけていたのです。
前の病院があんまりにも頼りにならないので、最終的には自分が
獣医になるしかないのでは?なんて思ってしまったですよ。(;^_^A

Hitomi_Xさん、nice!ありがとうございました。(^_^)
by tabbycat (2006-06-03 15:17) 

ここの管理人

チョビたんも大変でしたね。
しかし、自分の都合で検査する医者とは随分とひどい奴!!
人間の病気を見る医者もそうですが、何も予告ナシでいきなり!?
と言うのがいるから困りますね。
by ここの管理人 (2006-06-03 18:52) 

tabbycat

ここの管理人さん、こんにちは♪
今だからこそ「あの頃ってなんだったんだろうね?」ってくらい
超元気いっぱいのチョビたんなのですが
この頃は本当に不安で不安で・・・。
前の病院では検査をする時としない時の基準がよく解らなくて
体重も測ったり測らなかったり、そのあたりも不満でした。
検査をするのが可哀想だからなるべく検査はしたくない、という
感じの病院だったので仕方ないですね。
検査をせずに症状が悪化する方が
よっぽど可哀想な事になるんじゃないかとわたしは思うのですがねぇ。
by tabbycat (2006-06-03 19:22) 

radytron

読んでるだけで悲しくなってきます(TдT)
自分の安心できるお医者さんがいいですよね。
飼い主は分からないんだからちゃんと明確に答えてほしいものです・・・
by radytron (2006-06-04 02:22) 

tabbycat

radytronさん♪
ごめんなさい、ブルーな気分にさせてしまったですね。
お医者さんが信頼に値する人物か否か見極めるには
飼い主側もそれ相応の知識と眼力が必要なのでしょうねぇ。
医師の看板を掲げている以上、
常にプロ意識を持ち続けて欲しいものですが・・・。
by tabbycat (2006-06-04 16:29) 

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